最高のお弁当勝負!!
トレード雑記第80弾、
最高のお弁当勝負!!
「弁当」の起源は諸説ありますが、
平安時代の貴族が宴会を開く際に、
庭に貴族の世話をする人たち(下級の役人)を対象として、
酒食を振る舞ったとされる「屯食」(とんじき、とじき)が、
そうではないかと考えられています。
また、弁当という言葉は安土桃山時代にできたようで、
そこには備えとしての食事、携行食といったものから、
宴やお花見など特別な場所で振る舞われる豪華絢爛なものまで、
さらには、腰弁、駅弁、普段の昼食でも弁当を持参するなど、
さまざまな発展を遂げることになった日本の食文化のひとつ。
現在では“BENTO”として、海外でも認知度が広がっています。
さて、お弁当勝負と言えば・・・、
先日のブログで料理漫画のひとつとして、
タイトルだけ紹介した『ミスター味っ子』(寺沢大介)に描かれている、
「駅弁勝負」がなぜか鮮明な記憶として残っています。
たぶんアニメの影響ですが、
勝負の展開が、双方のお弁当箱から「おかず」が擬人化されて飛び出してきて、
おかず同士がプロレスをはじめるというぶっ飛んだ演出だったのでw
まぁ、その話は置いておいて、
今回のブログでは別のお話をひとつ。
とある貴族たちが集まって、
現在でいうところの山でピクニック、日帰りキャンプをすることになって、
せっかくなのでお弁当勝負をすることになった、というお話。
そもそもなんでお弁当や料理で争うのか、
冷静に考えるとよくわからないのですがw
つい最近も、コンビニのおにぎりを一流シェフが審査する、
みたいな番組が炎上したとか話題になっていたりしますね。
こういう、何かしらに優劣や合否、ランキングをつけたがるというのは、
今も昔も変わりなく「人間の性」なのかもしれません。
この点は興味深いので、ネタとして昇華できればあらためてご紹介します。
さて、話を戻して、
貴族たちは誰が最高のお弁当を持ってくるか勝負をすることになりました。
まずは豪華なお重を用意して、
そこに高級食材や山海の珍味を詰め込んだお弁当を持ち寄って、
大自然のなかで小鳥の囀りやそばを流れる清流の音を楽しみながら、
といった感じで、大盛り上がりだったそうです。
そのなかで、一人、変わり者の貴族だけ、
何ひとつ豪華さのかけらもない「おにぎり」を食べていたらしい。
念のため、コンビニのおにぎりではありませんよ。
そうこうしているうちに、ひとしきり食事も終わり、
自然豊かな野山の散策を済ませた貴族たちは、帰り支度をしつつ、
誰のお弁当が最高のお弁当だったのかを決めようと話をしていると・・・。
川の上流から、
変わり者の貴族が食べていたおにぎりを包んでいた「竹の皮」が流れてきて、
そこにはその日の自然の美しさを詠んだ和歌が書き添えらえていたんだとか。
そして、その貴族は手ぶらで帰っていきました、というお話。
昨日のブログで「道具とトレード」について書いたけれど、
「最高のトレード」を実践するためには、
自分自身の実力に見合った道具を選ぶことはもちろん、
同時に、環境や状況、用途に見合った道具を使うこと。
そういった心がまえが大切になってくるのだと思います。
弁当の面白いところは、
食べるシチュエーションで(自分が感じる)美味しさが変わる
というところでしょうか。
そんな私が最近得意なのは手弁当での東証遠足ですw
いつも高くついてしまう、赤字の遠足ばっかりです。
それはさておき、「最高のトレード」かぁ・・・
なかなか出来ませんねw
何をもって「最高」かは十人十色でしょうが、
私の場合、今は利益が出ているかどうかになってしましますw
本当は違うんでしょうがw
まずは利益を積んで、メンタルを安定させて、
少しづつ最高のトレードに近づけたらいいな、と思います。
今週も泥臭いトレードになる可能性が高い地合いになりそうですが、
お互いベストを尽くしましょう!
毎日の更新といつも興味深い記事、読ませていただいて
ありがとうございます!
手弁当で東証遠足・・・、
わかり身が深いwww
まさにアラフィフさんが、おっしゃるとおり、
「最高」は十人十色、千差万別ですよね!!!
自分なりの最高を追求しましょう!
泥臭いトレード、大歓迎です、
ていうか、わたしもそれしかできそうにありませんw
這いつくばりながらも飛躍のときを思いながら、
お互い頑張りましょう!!!