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やる必要のないことをやめる

株の断捨離その19

アルゴを気にしない

実は株を始めた当初、Yahoo掲示板とかで「アルゴにやられた！！」などといった投稿をみることがあったのですが、アルゴについて実はよくわかっていませんでした。

ちょっと調べるとすぐわかるんですが、

なんか専門用語っぽくて、「アルゴガ～！！」とか使うとかっこよくないですか？

わたしだけでしょうけど・・・、

株始めた当初はいわゆる業界用語（寄りとか引けとか〇分足とか）使いたがりでした。

そして、負けたときのお決まりの文句が、

「アルゴが～！！」、「機関の売りが～！！」みたいなやつです。

なんとなく使っていましたけど、

正直、無意味じゃね！？と思うようになって使うことをやめました。

そもそもアルゴって何？

そもそもトレードにおけるアルゴとは「アルゴリズム取引」のことで、

各証券会社において用語解説やQ＆Aなどのページで説明があります。

たとえば野村證券では次のように説明がなされています。

簡単に言うと、コンピューターによる自動売買注文システムですね。

より個人投資家に向けて、かみ砕いて説明されているのがSMBC日興証券です。

要するにプログラムされた条件に基づいて最適かつ高速に自動で売買するシステムのようです。

なぜ、アルゴにやられたってなるの？

SMBC日興証券のワンポイントにも書かれているように、

瞬きする間に何千回もの取引がおこなわれるアルゴリズム取引があるので、

人間の目から見て、瞬間的に売り板（買い板の場合もあり）に大量の株数が出現・消失したり、

何らかの区切りとなる価格にタッチした瞬間に成り売り（成り買いの場合もあり）が降ってきたり、

といった現象に遭遇して損失を計上した際に「アルゴガーーー！！！」と言いたくなるわけですね。

わたしは専門用語を使いたかっただけのミーハーでしたが、

なんとなく、対人間ではなく対コンピューターにやられたといった方が、

かっこいいし、あきらめもつきやすいからかもしれません。

たしかに、不自然と思えるような数量の買い板・売り板の指値が現れたり消えたり、

信じられないくらい激しい出来高をともなって売買が成立して上下に株価が変動したり、

これ人間がやってるんじゃなくてアルゴじゃね？って思うときもあります。

なんかよくわからないまま一気の急落に巻き込まれて、

損切りした瞬間に噴きあがって何事もなかったかのように急落前の株価水準に戻ったりすると、

アルゴガ～！！って言いたくなるわけですが・・・、

自分でコントロールできない要素は気にしない！

この一言に尽きると思います。

そこでおこなわれていた売買はアルゴかもしれないですし、

超絶上手い人による凄腕トレードかもしれないですし、

海外の大口機関投資家によるものかもしれないですけど、

いずれにしても、自分ではどうすることもできませんので、

正直なところ、あまり気にしても仕方ないかなと思います。

個人投資家でもアルゴが使える！？

ちなみに、個人投資家でも多額の費用をかけてシステムを構築しなくてもアルゴが使えるようです。

わたしは証券口座を開設していないのですが、

楽天証券の「マーケットスピードⅡ」でアルゴ取引が使えるようです。

楽天証券のホームページでアルゴ注文についてのページがありましたので、

少し紹介して今回のブログを終えます。

（お手数ですが、詳細は楽天証券のホームページをご自身でご確認ください）

登録できるアルゴ注文のラインナップは、

アイスバーグ注文・・・ひとつの注文を自動で小分けにして注文できるシステム

スナイパー注文・・・指定の価格にタッチした瞬間に発注するシステム

トレイリング注文・・・逆指値価格を自動で変更するシステム

リザーブ注文・・・日時・株価を当日以外の日時、価格帯で発注できるシステム

リンク注文・・・最大10個の注文を連続して登録できる発注システム

の5種類のようです。

わたしは松井証券の「ネットストック・ハイスピード」を使用しており、

楽天証券の「マーケットスピードⅡ」については使用したことがないので、

使い勝手がいいのかどうかわかりませんが、

ホームページを見る限り、買い板や売り板に指値を置かずに注文できるスナイパー注文や、

ひとつの注文が成立した段階で次の注文が発動するリンク注文などは興味あります。

IPOはちっとも当選しないですし、証券会社のシステムエラーも不定期に来ますし、

そうであれば複数の証券口座を開設して、それぞれのトレーディングツールに慣れておくのも、

リスクヘッジになるしチャンスを逃さないためにもいいのかなあと考えたりします。