断捨離その29-「ナンピンするか」or「損切りするか」で悩まない

あけましておめでとうございます

 

昨年は本当にお世話になりました。

今年も頑張って、日々のトレードと株の断捨離シリーズは継続したいと考えています。

 

断捨離はわたし自身の数多ある爆損経験から、

これをやめたら爆損の頻度や損失額が軽減したというものを紹介していますので、

実力や相場など条件が異なる環境では効果を発揮しない可能性大です。

 

ノンフィクションに基づくフィクションくらいの感覚で読んでいただけると嬉しいです。

 

では、本題。

 

やる必要のないことをやめる

株の断捨離その29

 

「ナンピンするか」or「損切りするか」で悩まない

誰しもがエントリーした段階では利確を想定していますので、

想定が外れて含み損を抱えることは悲しくてつらいです(わたしは慣れましたけどw)。

 

それでは唐突に質問です!!

 

含み損を抱えた際に、

「ナンピンするか」or「損切りするか」で悩んだことはありますか?

 

わたしなりの回答は後述します。

 

ちなみに含み損を抱えたときの対処法は大きく次の3つだと思います。

 

1.ナンピン

2.損切り

☆.様子見

3.塩漬け

 

このブログではデイトレードを想定していますので、

3.塩漬けは、ストップ安・ストップ高で捕まり強制持ち越しくらいしか該当しません。

(現引き・現渡しして翌日以降に賭ける!というやつは原則としてデイの範疇ではないので除外)

 

デイトレードで含み損を抱えた場合は、

1.ナンピンするか、2.損切りするか、の選択が迫られることになります。

 

なお、☆.様子見については、ある意味で一番活用される選択肢かもしれませんが、

考え方としては、ナンピンしない(様子見)、損切りしない(様子見)というイメージで、

1.と2.の対立概念として扱っています。

 

Point1.ナンピンと損切りは別々のものと考える

 

「当たり前じゃねーか!」って思ったそこのあなた、もうしばらくお付き合いください。

 

丁寧にご説明します。

 

ナンピン:下落局面を終えて反転、上昇することを想定しておこなう手法

損切り:下落居面の終わりが見えず、下落することを想定しておこなう手法

 

さきほどの質問に対するわたしなりの回答は、

ナンピンと損切りは「or」で結ばれるような対立概念ではないため、

悩むこと自体がナンセンスというものです。

 

つまり、

「ナンピンするか」or「ナンピンしないか」

「損切りするか」or「損切りしないか」

で悩むことはあっても、

「ナンピンするか」or「損切りするか」

で悩むことはあってはならないと考えています。

 

そう思いません?

 

現在の株価からの上昇を想定するから「ナンピン」、下落を想定するから「損切り」、

これをごちゃ混ぜにして悩んでいたら、もうパニックですよ。

 

そう、過去に何度もこのパニックに陥って爆損したわたしが言うのですから!

 

Point2.ナンピン、損切りそれぞれにラインを設定する

 

ナンピンと損切りは、その行為そのものというより前提となる考え方が正反対であり、

まったくの別物だと認識したうえで次のポイントです。

 

別物ですから、当然に、別々の株価のところでそのライン(価格帯)が設定できるはずです。

 

詳細は次のPoint3.と併せて解説します。

 

Point3.ナンピンと損切りのラインの関係性を認識する

 

なんか小難しい表現でごめんなさい。

 

2021年1月第1週のわたしの場合、

「ナンピン」<「損切り」

が限りなく100%に近いといった状態でした。

 

指数や銘柄の特性である板やチャート(値動きの激しさ、連・特の頻度など)の影響を除外、

もの凄く単純化して数値のみで説明するとこんな感じです。

 

例:株価2000円の銘柄を購入して含み損になった場合

損切りライン(目安となる価格帯):マイナス20~50円幅

ナンピンライン(同上):マイナス70~100円幅

 

なんとなく伝わりますでしょうか、

ナンピンのラインより損切りのラインが上にあります。

 

また、ラインと言っても厳密に決めているわけではないので、

アバウトな感覚による一定の価格帯です。

 

重要なことは、ナンピンと損切りとは別々のライン(価格帯)を設定していて、

自分なりにどちらが先に判断を迫られるかの優先順位をつけておくという感じです。

 

そうすることで、ナンピンか損切りかで迷ったり悩んだりすることがなくなります。

 

先日の「カイゼン」のときもそうでしたが、

「損切りするか」or「損切りしないか」が先に発動したので、そこは悩みましたが、

ナンピンと天秤にかけるような発想はありませんでした。

 

もし、損切りしない(様子見)を選択して、さらに株価が下落した場合、

(戻る兆しがあれば)「ナンピンするか」or「ナンピンしないか」の悩みが発動します。

 

その場合でも損切りラインに到達していたのに「損切りしなかった」という後悔は残ります。

 

実際には損切りする選択をしましたので、その後のことはわかりません。

 

机上の空論と言われるかもしれませんが、

理屈の上では「ナンピン<損切り」を設定している場合、

ナンピンが選択肢の俎上にのることすらないわけです。

 

最近のわたしがナンピンをしない理由は、

ナンピンが怖いからということもありますが、

それ以上に「ナンピン<損切り」の設定が大きいと思っています。

 

偉そうなことを書いていますが、もちろん、ただ単純に実力不足のヘタレで、

相場を弱気に捉えているからというのは重々承知の上ですw

 

おまけ-無限ナンピンをしないために

無限ナンピンをしないためにはいくつかコツがあるとは思いますが、

今回のブログの考え方も参考になると思っています。

 

なによりも「損切り」と「ナンピン」とを二者択一のように考えたり、

迷わったり悩んだりしないことです。

 

たとえば先ほどの2000円銘柄購入の例でいうと、

下落途中にあるにも関わらず損切りorナンピンでパニくって1980円とかでナンピンすることです。

 

そうすると1950円くらいでもナンピンしたくなりますので、どんどん含み損が膨れあがります。

 

結果的に1900円付近になったところで、

「ノーポジだったら買うのに!」「ポジション多すぎるし含み損がヤバい!」

みたいな状況に陥ってしまいます。

 

最後は「ナンピンするにも余力がない!」「お祈りしかない!」みたいになると・・・。

 

「ナンピン<損切り」であれば、そもそもナンピンはしないです。

ただし損切り貧乏にならないように気をつける必要はあると思います。

 

強気で行く際には「ナンピン>損切り」で上昇気流に乗っていく必要もあります。

(そういう局面でその行動ができて爆益を取りたいですぅ~)

 

どちらが良いのか正解はわかりませんので、

昨日のブログ(1月第1週-最高ではなく最善を!)でも書いたように、

自分自身が納得のいく最善のトレードを追求することが大切だと思います。

 

来週からも頑張っていきましょう!

 


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