断捨離その35-トレードの時間軸を軽視しない

やる必要のないことをやめる

株の断捨離その35

 

トレードの時間軸を軽視しない

ずっと頭にはあって書くタイミングを考えていた断捨離です。

 

なぜここまで書くことがなかったかというと、

これまで(月ベースでみると)一度も徹底してできた記憶がないからw

 

つまり、やる必要のないことをやって爆損しちゃって、

次からは絶対やらないぞって心に決めて損失が減った経験が断捨離の元ネタなのに、

できたこともない話をしても説得力ないし・・・。

 

ちゃんと伝わるか自信がなかったりもするんで。

(読んでいただく皆さんに対しても、書いてる自分に対しても)

 

とはいえ、そろそろ書いておかないと、

今後ずっと書くことはないだろうなぁと感じたので、

少しだけ勇気を振り絞って書こうと思います。

 

自分のトレードの時間軸とは何なのか?

トレード、あるいは株式投資の時間軸を考えると、

数十年単位(相続を入れたらもっとかも)という長期投資もあれば、

1日以内で売買を完結させるデイトレードもあるわけですよね。

 

やっている人なら経験があると思いますが、

一口でデイトレードといっても、

「0秒ピンピン」(エントリーからイグジットまで1秒以内)と、

「寄付買いの引け売り」(9:00-15:00の6時間保有)とでは、

デイトレードの括りが同じでも考え方やトレード手法が大きく異なります。

 

前者に近い「数秒~数分」での決済を繰り返すトレードを、

デイトレードのなかでも範囲を絞った名称として「スキャルピング」といいます。

 

ご存知の方がほとんどでしょうが、

野村證券の証券用語解説集では次のように書かれています。

 

 

ここでポイントとなるのは、最後の一文のなかにある3点です。

 

1.一回の利益が小さい分、損失も小さくなることが利点である

2.取引回数が多いため売買コストがかかる

3.誤発注が増える可能性がある

 

損小利小の積み重ねがスキャルピング

スキャルピングは、時間軸が最短のトレードですから、

利益幅が小さくなる分、損失幅も小さく抑えられるわけです。

 

何を当たり前のことを繰り返してるねんって方もいらっしゃるでしょうが、

本当にそうでしょうか???

 

恥ずかしながら白状すると、わたしの現在のトレードは、

利益・・・0秒ピンピンをある意味での理想とした超短期・超幅薄の利益

損失・・・利確できずに下落、含み損とにらめっことなり時間軸が長く損失も大きい

となっています。

 

いろいろなブログなどを拝見していても、まさにスキャルパーという感じで、

利確も損失も60秒以内という凄腕トレーダーさんがたくさんいらっしゃいます。

 

一方でわたしのトレードはというと、

圧倒的に「利確より損切り時間が長く損失額も大きい」わけです。

 

利確時間と損切り時間を比べると、

含み損が助かってのやれやれ売りの時間が利確時間に加味されるので単純比較は無意味ですが、

それでも圧倒的に損切り時間の方が長いという恥ずかしいパターンです。

 

そう考えると「なんちゃってスキャルパー」「スキャルパーもどき」でしかないわけ。

 

「損小利小」、つまり「利大」「利中」を捨てて「利小」とするかわりに、

その等価交換で手に入れたはず(手に入れなければならない)の「損小」を、

まったく意識して徹底できていないwww

 

ブログの冒頭で書いたように、

時間軸をしっかり意識して徹底できた経験がないわけですから、

結論もないのだけれど、この点が自分のなかで解消されない限り、

常勝トレーダーへの道は開かれないことだけは間違いないと思う。

 

誤発注には細心の注意を

2.の売買コストは後回しにして、3.の誤発注について。

 

売買回数が増えれば増えるほど誤発注の可能性は大きくなるわけで、

(月に数回の売買と1日100回の売買だと誤発注リスクは段違い)

そこは細心の注意が必要ですね。

 

わたしもたまにやらかすやつですが、

備忘録として過去にやらかしたやつを順不同で列挙します。

 

〇決済したつもりが両建て ← 現在は両建て禁止機能を活用することで解消

〇指値注文が逆指値注文に ← 逆指値をほぼ使用しなくなって解消(以前はよくあったw)

〇100株の予定が1000株に ← 間違えて知らずに押していたパターン(今もたまにあるw)

〇注文取消し忘れで含み損 ← 前場開始直後の指値を忘れていたパターン(同上)

 

パッと思いついたのがこんな感じ。

気をつけないといけませんね。

 

売買コストは政治的・法律的な課題

最後に、ちょっと異質な論点から2.の売買コストについて。

 

現状ではあまり気にする必要はないと考えていますが、

少し雲行きが怪しくなってきたかも・・・というお話。

 

1日以内で売買を完結するデイトレード取引を対象として、

取引回数に限度なく「売買コスト(手数料)無料」という証券会社が複数存在します。

 

今ではその形態が当たり前だと思うので、これが変更されるときは、

おそらく政治的・法律的なレベルでの大きなルール変更があったとき。

 

たとえば携帯電話が0円販売だった時代を知っている方にとっては、

その後のルール変更で販売会社の勢力図が激変したことを記憶されていると思います。

 

そういう感じで、米国ロビンフッドの問題や、

日本でも今まさに松井証券のツールが重いといった問題が重大化、長期化すると、

それらを解消するためにひとつの考え方として・・・、

 

「手数料無料はダメ」 ← 違法認定すれば一発で制度変更が可能

「課税を増やす」 ← 10%が20%に出来たのだから30%も可能なはず

 

みたいな流れになれば、

結果的に自然淘汰するかたちで市場(ツールなど含む)が正常化されたりもします。

 

わたしを含めて、デイトレードをやっている方にとっては死活問題だけど、

過去の法改正の流れや株式投資・トレードへの一般的なイメージなんかを考えると、

あり得ないとは言えないお話。

 

最後に

ここまで書いてきて、予想していた以上に散漫な文章ですねwww

語彙力がないのは仕方がないのだけれど、結局のところ何が書きたかったんだろう!?

 

たぶん、エントリー前に時間軸を意識して、

「スキャルピング」を目指すのであれば、利小でいいから損小を徹底させる!

(スキャを除く)「デイトレ」を目指すのであれば、損中のリスクを受け入れて利中を目指す!

といった感じでしょうか。

 

まとまりのないブログで恐縮ですが、

わたし自身に結論が出ておらず、絶賛悩み中ですので、

ブログでもTwitterでもDMでも、いろいろとアドバイスをいただけましたら幸いです。

 

それでは来週も頑張っていきましょう!

 


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