自分の気持ち≦相場の状況

「トレード雑記」第4弾、

「自分の気持ち」≦「相場の状況」

 

タイトルを考えるのにすごく悩みましたが、

今回のブログで言いたいことは次の3つです。

 

1.自分の気持ちを相場に押し付けるとは?

2.戦略と戦術の次元の違いを意識する!

3.客観的事実に基づき主観的に決断を下す!

 

この3項目は重複する内容も多いので、

便宜的にわけている感じで、そこまで大きな区分ではないですw

 

気楽に読んでいただけるとうれしいです。

 

1.自分の気持ちを相場に押し付けるとは?

よく聞く内容だと思います。

 

一般的に言われているのは、

株価が上がってほしいという気持ちを優先するあまり、

下がっていく株価(あるいはその兆候)から目をそらしたりして損失を拡大することに加え、

 

さらに、爆損(含み損含む)を取り返すという自分の気持ちを・・・、

次のトレードにまで持ち込んでしまって資金と精神が崩れさってしまうことへの警鐘です。

 

4月後半のわたしのトレードを振り返ると、・・・、

まさにそのとおりという感じがします。

 

2.戦略と戦術の次元の違いを意識する!

そして、1.と連動するのが、この2.です。

 

実は、1.の内容はポジションを持った後の立ち回り方についての言及です。

 

ここでいうところの戦術の次元において、

「自分の気持ち」>「相場の状況」となってしまった結果、

損失を膨らませてしまうという内容です。

 

一方で、戦略の次元で「自分の気持ち」>「相場の状況」とは、

こちらはポジションを持つ前に判断する(すべき、しなければならない)内容です。

 

たとえば、わたしの今週のテーマは、“Challenge”

 

テーマ設定それ自体の良し悪しはひとまず置いておいて、

挑戦(=自分の気持ち)を優先するあまり、大型連休前の閑散相場に立ち向かった結果、

ものの見事に返り討ちにあったわけですねw

 

一つひとつのトレードの雑さという「戦術での失敗」(1.のケース)はもちろんですが、

4月後半戦におけるわたしの戦い方は、「戦略での失敗」だと痛感しています。

 

他にも、一般的に考えられそうなのは、

用事があるから前場(後場、1時間など)しかできない ← 取引時間における自分の気持ち

投資資金の多寡でトレードを変える ← 資金における自分の気持ち

などなど・・・。

 

いずれも「自分の気持ち」≦「相場の状況」として、

上手くコントロールできていればいいのですが、

そのまま音を立ててガラガラと崩れ去るときはほとんどの場合、

「自分の気持ち」>「相場の状況」となっているときだと思います。

 

3.客観的事実に基づき主観的に決断を下す!

これも以前ブログに書いた内容と似ていますが、

1.や2.の失敗から、客観的事実に基づいたトレードに専念する、

自分自身の気持ちや都合は優先しない、相場に押し付けない、

といった、ある意味での感情を押し殺すトレードとは・・・、

ちょっと方向性が異なるように感じています。 ← 正否はわからないですがw

 

もし、脱感情路線でいくのであれば、

こちらも良い悪いではなく、考え方の方向性として、

システムトレード、AI、人工知能、コンピューター、などによる自動売買へと向かいます。

 

そちらの方が儲かるかもしれませんし、儲からないかもしれません。

 

一方で、わたしなりの方向性としては、

3.「客観的事実に基づき主観的に決断を下す!」になります。

 

細分化すると、

①トレードにおける客観的事実とは何か、理解する力

②その客観的事実のなかから、自分のトレードに優位な事実・情報を見極める力

②その事実・情報に基づいて速やかに決断を下す力

 

当たり前のことなんでしょうが、当たり前に行動できるまでには、

わたしにとっては、まだまだ、もうしばらく時間がかかりそうです。

 

おまけ-百聞不如一見

『漢書』(中国の歴史書、二十四史のひとつ)にある、

「百聞は一見に如かず」ですが、続きがあったのでご紹介。

(なお、続きについては後世の創作だと言われています)

 

百聞不如一見
百見不如一考
百考不如一行
百行不如一効
百効不如一幸
百幸不如一皇

 

 

百回聞いても、一回見ることに及ばない

百回見ても、一回の自分で考えることに及ばない

百回考えても、一回の自分で実行することに及ばない

百回実行しても、一回の成果を出すことには及ばない

百回成果をだしても、一回の幸せに繋げることには及ばない

百回幸せを繋げても、一回の周りの人のためになることには及ばない

 

わたしにとっては、2つ目から3つ目を頑張って、

そして4つ目に繋げていきたいです。

 

追記。

アイキャッチ画像は漫画『キングダム』序盤のワンシーン。

 

強引な戦いをして成果(相手の陣を奪う)に成功した縛虎申(ばくこしん)が、

多勢に無勢な状況で、もう一勝負と勇ましい発言をする主人公・信を諭す有名なシーン。

 

明日からは無謀なトレードはやめて、だからといって縮こまっているわけではなく、

「自分の気持ち」≦「相場の状況」のなかで、挑戦していきたいと思います!

 


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2件のコメント

  • やっぱりすうさんは足が地についてるなあと感じました。
    負けた原因の分析がいつもすごいです。
    ちゃんと自分と向き合ってるんだなあ。

    それに比べると私はすべてにおいてふわふわしていますね。
    銘柄選定、エントリータイミング、エントリーする根拠。
    すべてがふわふわです。

    大体においてデイトレードが自分に合ってるかどうかさえ
    分らなくなってます。

    すうさんの挙げていた
    >システムトレード、AI、人工知能、コンピューター、などによる自動売買

    にも目を向けた方が良いかなあ…

    この連休中はそれを熟考することにします。

    最近マイナス感情コメントですみませんですm(_ _)m

    • ぺんさん、いつもコメントありがとうございます!
      すごく励みになります!!!

      本当はトレード自体の成績も上げて、
      そちらでも参考にしていただけるようにしないと・・・、
      と思ってはいるのですが、なかなか実力がついてきませんwww
      GWはわたしもしっかり自分のトレードを見直して、
      5月はしっかり勝ち切るように頑張ります!

      お互い頑張りましょう!!!

1件のピンバック

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