ロックダウンから考える本気度と覚悟

トレード雑記第29弾、

 

ロックダウンから考える本気度と覚悟

前回(スキャルピングの利点)が短いけれど内容はそれなりに(だと思っている)回、

今回は・・・、長いけれど内容がほぼないいつものブログに戻りますw

 

また、テーマがテーマだけにやや重たい内容になりますし、

少々過激な表現も含まれますのでご了承ください。

(それでいてメッセージ性は極めて小さいといういつものブログのパターンです)

 

ロックダウンとは何か?

金曜日(8/20)に全国知事会がロックダウンの検討を国へ要求したとの記事がありました。

 

ロックダウンは「都市封鎖」とも和訳されますが、

ここでは新型コロナウイルス感染防止対策としてのロックダウンに話を限定します。

 

ロックダウンは、

都市を封鎖して国民(市民)の行動を制限することで、

①ウイルスの流入を防ぐ

②ウイルスの流出を防ぐ

ことが大きな目的となります。

 

たとえば先週火曜日(8/18)にニュージーランド(NZ)で全土ロックダウンの報道がありましたが、

島国であるNZでは、1人の感染でもロックダウンによるウイルスの流入を食い止めようとしています。

 

また、最初に感染が確認されたとされる中国武漢では上記②の目的でロックダウンをしましたが、

報道のニュアンスでは「武漢を隔離して市民を見捨てた」というものもありました。

 

いずれにしても大きな行動制限がともなうため、

実施時期や方法を見誤ると暴動やデモに発展する危険もあります。

 

なお、ロックダウンと一口にいっても、

それぞれの国家における法律や制度、国家と国民の関係性、感染状況の深刻さなどにより、

目的や実際の運用は多種多様になります。

 

ですから、日本でロックダウンは無理なのではという議論は実は無意味で、

「日本型ロックダウン」を検討すればいいだけの話になります。

(それぞれの国家のロックダウンも同じなので、あえて〇〇型を付ける意味もないですが)

 

ロックダウンの前提条件

前述NZや日本のような島国と、大陸で国境が陸続きの国家ではだいぶ議論が異なるでしょうが、

島国では「流入を防ぐ」ことが極めて大きな目的となります。

(治療薬がないため、流入を防ぐことの意義は大きい)

 

ですから、とある政治家の発言にあったように、

東京五輪は新型コロナウイルスの感染拡大とは関係ない、というのは詭弁です。

 

お飾りの政治家(だと思われる人)に噛みつくのもあれですが、

東京五輪と感染拡大の関係は「わからない」と現状を認識したうえで、

それでも五輪開催と中止とを天秤にかけると開催が妥当であったと言えばよかったのに。

 

中止していたら、気分はお通夜、経済も回らず、外国人投資家の日本売りが加速して、

今頃とんでもない株価になっていたかもしれません。

 

一方、中止は国内外で英断と評価され、株価もうなぎ上りになっていた可能性も否定できません。

 

要するに、わからないものはわからないわけです。

 

両方のシナリオを同時進行で走らせることは不可能なので、

それぞれメリットとデメリット、リスクとリワードを比較して、

メリット(リワード)が大きいと想定される選択をするほかないのだと思います。

 

ちゃんと言えば、納得する人も多いと思うんだけどなぁ・・・。

 

本題に戻って、

日本でロックダウンをするならば「流出を防ぐ」という一種の行動制限・隔離政策になりそうです。

(県を跨いだ移動を制限とか東京ナンバーが来てるぞとか、ニュアンスもそんな感じ)

 

ロックダウンをする場合、おそらく最重要だと思われるのは、

「国家の本気度」が国民に伝わるか、だと思います。

 

たとえば違法BBQや水上バイクの暴走を止めるには

この節はより過激な表現になります、ご了承ください。

 

先日、兵庫県明石市で水上バイクの危険な運転について、

「殺人未遂罪で刑事告発を検討」とのニュースがありましたが、

その後、実際に刑事告発をされたようです。

 

個人的にはすごくいい傾向だと思っています。

 

よりつっこんだ(過激な)話をすると、

映像解析をして逮捕すればいいと思いますし、

海上自衛隊が水上バイクに呼びかけるなどという生ぬるいことをせずに、

逃げるようなら発砲することも辞さないという態度を示せば、

そういった輩は翌日から来なくなるんじゃないかと考えたりもします。

 

ちなみに殺人未遂罪は殺人罪と同等に扱うことができるため、

死刑の求刑が可能です。

 

実際に求刑されることも死刑になることもまずありませんが、

逮捕されたとしてもちょっと罰金払えば許されると思っている輩には大きな抑止効果になります。

 

禁止地域でのBBQなんかもそうですが、

近隣住民や警備員、さらには警察なんかと押し問答しても効果はほぼゼロです。

 

問答無用に発砲してシ〇サツすれば・・・。

 

自称人権団体みたいな団体が喚き散らすでしょうが、

こちらについても翌日からBBQをやる人はいなくなるでしょうし、

近隣住民には安全安心、静かな街が戻ってきます。

 

要するに「公共の利益とは何か」、

そのために「本気で対応するのか」という話になりますが、

ここではこれ以上の深掘りはしません。

 

信頼と畏怖、本気度と抑止効果

話を戻しますが、国家(公権力)に対する信頼と畏怖があるかどうか、

国家による本気度が伝わるかどうかというところで抑止効果に影響がでてきます。

 

水上バイクやBBQの話は極端な部分もありますが、

ロックダウンをするのであれば、国家の本気度を示す必要があると思います。

 

今のところロックダウンの詳細がわからないので賛成・反対などは言えませんが、

メリットとデメリットを精査して、メリットが大きければ本気でやればいいのではないでしょうか。

 

「補償とセット」はピント外れ

ちなみに「補償とセット」というニュアンスの発言をする人がいますが、

盛大にピント外れだと思っています。

 

日本ではこれまでの緊急事態宣言でもわかっているように、

補償がないと自粛できないという人は、

補償があっても自粛しない人がほとんどです。

 

生命を最優先に考えて自粛をしている人は、補償があろうがなかろうが自粛していますので。

 

補償が欲しい人は際限なく補償の充実を叫びますし、

そもそも何が緊急事態なのか、よくわからない状況になっています。

 

諸外国のロックダウンの映像のように(パフォーマンスも含まれていたけれど)、

戦車や軍隊が闊歩する様子は戦時中の緊迫感があったように思います。

 

そして巡回する軍隊や警察によって、

たとえばの話ですが、

4人以上で道端で会話していれば逮捕(身柄確保)、

20時以降に出歩いていれば逮捕、

お店を開いていたら店主も客も逮捕、

文句を言ってきたら(ウイルスをばらまいているので)逮捕、

くらいの本気度を示せば、

そりゃあ出歩く人はいなくなると思うわけです。

 

日本で同じことをやれと言っているわけではないですし、

やれるとも思っていませんが、国家が本気度を示すことで多くの国民は覚悟するはず。

 

「国家の本気度」と「国民の覚悟」は正比例すると思うので、

1回目の緊急事態宣言が受け入れられたのはそのあたりが大きかったんじゃないでしょうか。

 

わたしなりの結論は、

ロックダウンをするにしてもしないにしても、

その対象地域、時期、罰則の有無など内容はもちろん重要ですが、

それ以上に国家の本気度を示すことが最重要だと考えています。

 

トレードに対する本気度と覚悟

強引にトレードに関連づけた話をするのも突拍子もないのですが、

本気度、覚悟、リスクリワードなどは、いずれも大切なキーワードだと思います。

 

一つひとつのトレードのなかでも言えることなのでしょうが、

より大きく「トレードをする」という行為そのものについての本気度、覚悟・・・、

自分自身を振り返って・・・、しっかりあると言えるのかなぁ・・・。

 

といったところで、今回のブログは終わりとします。

 

ここまで書いて読み返して推敲していますが、

思った以上に内容がありませんでしたwww

 

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

 


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5件のコメント

  • 長文コメントに丁寧な返信本当にありがとうございました。

    周りにトレーダー仲間がいないとなかなか手法や考えの検証ができない、
    と思い思い切ってコメントさせてもらってよかったです。

    trading-logbookさんのブログにコメントさせて頂いた理由は、株の断捨離がものすごく共感できたからです。
    いろいろ真剣に考えていらっしゃるので今の自分には本当にためになります。
    不思議なことにためになる記事を書かれているブログはランキングの真ん中付近に多いんですよね。
    皆さんメシウマブログがお好きなようで、trading-logbookさんのような真剣なブログがこんなランクなんて
    ホントもったいないです!(今日もポチっときました!)

    8月収支が改善したのは今までと真逆のことをした結果ですw
    連日長文だとご迷惑かと思いますので、またコメントさせて頂こうと思います。

    明日からも難しい相場だと思いますが、お互い頑張りましょう。

    ツイでは「すう」さんでIDをお持ちのようですが、コメントの際はすうさんで大丈夫でしょうか?

    • アラフィフのおっさんさん、
      わたしもリアルな人間関係でトレードの話題になることは少ないです。
      (どうしてもお金の話になるし生活とかにも関わるので深い話はできないですよね)

      ぜひ、ブログやTwitter(「すう」でOKです)で、気軽に語り合いましょう!!!

      ブログ(およびコメント)は長文でできるメリットがありますし、
      Twitterだと短文ですがリアルタイム感とレスポンスの速さというメリットがあります。

      迷惑なんてとんでもないですし、どちらでも大歓迎です!

      ランキングは、ひとつの目安ですが、
      上位は「著名人」&or「派手な取引をする方」が多い印象です。

      そんななかで、無名&しょぼいトレードばかりのわたしのブログを、
      読んでいただいて本当にありがとうございます!

      明日以降もしょぼいトレードになると思いますが、ブログは日々更新していますので、
      ぜひご負担のない範囲でコメントいただけるとうれしいです。

      明日からもお互い頑張っていきましょう!!!

  • こちらこそ、これからもよろしくお願いします。

     明日の記事のコメ欄に書こうと思ったのですが、コメ欄汚しになっては申し訳ないので
    こちらに書かせて頂きますね。いろいろ検証してたら目がさえてこんな時間です。

    8月になってやった真逆のことはもうお気づきかもしれませんが「買いでのINをしない、すなわち空売りを増やすこと」です。

    6月まではなんとか勝てていましたが(といっても5桁前半ですし、かなり荒れています・・・)
    7月結構な損失を出しまして。(7桁越え、生活かけてやっているのでまぁヤバいです。)

    間違いなく実力で勝ったのではない、と考えました。

    で、7月末に今年の1月からのすべてのトレードを検証しました。相場に高額な授業料を払ったのだから何か得なければ損ですよね。(もっと早くやればよかったです。めんどくさくてさぼった罰が7月の結果ですね(笑)

    結果
      ①地合いに関係なくほぼ100%買いでトレード。しかも逆張り多め。
      ②月曜日に勝った時は週の後半には利益を守ろうとして極端に手数が減っている
      ③月曜日に負けると取り返そうと焦り、木曜日か金曜日あたりで大負けをしている
      ④利確までの時間は早いのに、損切までの時間はその2倍前後

      これが今の自分で利益が伸ばすばせていないと考えました。(すうさんの記事の中にもありましたね)

    じゃあ、売りならもっと勝てるんじゃぁ?と動機は極めて単純でした。

    これも検証から始めました。
      日足、五分足のチャートをめちゃくちゃ見ましたが、下げた銘柄は出来高が少なくなるとリバウンドもせず
      ずっとヨコヨコ、地合いが悪いとそこからさらに下。
      ところが、上がったチャートは(材料が続かない限り)ほぼ100%下げているように見えました。

    ということは、デイトレでも同じではと考えました。

    この原因はなにかと考えた自分なりの答えが「人間の心理」です。(間違っているかもしれませんがw)

    自分も含めてトレーダーは含み益が出た時から、それが減るのを極端に嫌います。ところが含み損の時は
    なぜか粘り強く保有するんですよね。実際自分のトレード記録からもそれが見えました。

    上がっている銘柄は、すうさんのご指摘通り「イグジット競争」なんですよね。
     また、
        個人投資家の9割が負けている事実
        個人の信用評価損益は常にマイナス
        多くの個人投資家は買いでトレード  という現実をみると空売りが有利と考えました。
    ブログ巡りをすると、やっぱり買いだけでのトレードをされているトレーダーさんが多かったです。

    次に時間軸です。

    株価が上がるのに必要な時間と下げるのに必要な時間を比べると、明らかに上げるのに必要な時間が長いですよね。

    ということは買いでINした場合、(材料で上げている銘柄は除く)利伸ばしには多く時間が必要
                    →保有中に地合いが変わったら下に動く可能性が高い。
                    →買いは不利では?と。

    今の相場みたいに地合いが不安定ならなおのこと空売りに分があると考えました。

    実際始めたころはかなり恐怖との戦いでしたが、もし自分が買いで入っていたらそろそろ利確するかな。
    という価格帯(抵抗線や出来高の多い位置付近)や買いのクライマックスでそれまでの陽線に比べて
    長めの陽線が出た次の陰線で売るというポイントはつかめてきました。
    (自分の買いでの負けトレードでがいい経験になっています。)

    相場の格言ではないかもしれませんが、株価の底当ては難しいと言いますよね。

    なのでスキャでリバウンドを狙うよりも、人間の心理や地合いを味方につけて天井かも?と思うところを
    探るほうが底当てよりもいかに簡単かと考えました。

    8月の収支は、週末検証するまでガン無視していましたがついに見てしまいましたw
    (すうさんの断捨離の中にあったような目標まであと〇〇円とは絶対に考えないようにします。)

    8月20日現在

     買い:カラ売り 7月まで 10:0  8月 1:9 と超極端に変化しました。(ロットは買いより少なめです)

    トレード結果(上記の裏付けのために)

    トレード回数 49回(少ないですね・・・汗) 46勝3敗 最大負け額11,000円

    利益はもうちょいで7桁(一回の平均利益は少ないでが勝率のおかげです。)と劇的に改善しています。
    これから年後半に向けて地合いが悪い可能性が非常に高いと思いますので空売りはますます優位性があるかと思います。

    次の自分の課題は、ドテンを身につけて、買い:売りを3:7くらいにすることです。

    自分の記憶が正しければ、すうさんは空売りをなさらないようですね。トレードを休まれるときなどに空売りの研究を
    されてみてはいかがでしょう。その時はまたいろいろと教えてくださいね!いつかお互い常勝トレーダになりましょう!
    コロナが猛威を振るっています。感染なさらぬようお気をつけください。

    長文すいません・・・(文面もあまりうまく書けていませんね)
    では失礼します。

      

  • ↑すいません寝ぼけていました・・・。7桁は誤りです。6桁が正しいです汗

    • わかります!!!
      めちゃくちゃわかりますよぉ~~~!!!

      売りで入って着実な利益、本当におめでとうございます!

      わたしは売りがうまくできないので、いつも買いで・・・、
      損失を出すお恥ずかしいやつですw

      たしかに、地合いに併せて売り買いできるのが理想ですよね、
      本当に羨ましいです!

      そしておっしゃるように売りと買いのスピードは、
      間違いなく売りのスピード(下落する)が速いと思いますし、
      ド底より天井を見分ける方が易しいかもしれません。

      わたしも・・・、ショート、もう一度勉強し直そうかなぁ・・・。

      ぜひ、今月、来月、そして年後半の爆益とその検証結果もお伺いしたいです!

      ただし、売りは踏み上げられたら本気でヤバいことになるので、
      そこだけは気をつけないとですね!

      お互い常勝トレーダーになりましょう!!!

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