弱者の常識・強者の非常識-利確は正義
トレード雑記第53弾、
弱者の常識・強者の非常識-利確は正義
まぎれもない「弱者」であるわたしが語る「おまゆう」シリーズですw
(気分次第ですがネタが続く限り不定期でやろうとしているシリーズ)
あ、ちなみに「おまゆう」は「お前が言うな」の略語らしいです。
「言う」を「ゆう」と表記すること自体、たぶん人生初のわたしには、
新しい世界観に浸っておりますw
さて、今回のタイトルは、
「常識を疑え!」みたいなニュアンスにしたかったんだけど、
それだとあまりにもインパクトが薄いなぁってところから、
「〇〇の常識・▲▲の非常識」みたいな一昔前に流行したタイトルをパクりましたw
さらに言うと、「弱者・強者」は、
最初は「負け組・勝ち組」になっていて、そこから「敗者・勝者」になって、
で、今のかたちに落ち着きました。
「勝ち」「負け」と二分化する考え方や、階層を固定化するニュアンスが、
あまり好きではないので「弱い~強い」というグラデーションをイメージしています。
(書き方としてはどうしても二分化することになるんですが、細かいこだわりですw)
さて、あらためて、
「弱者の常識・強者の非常識」
第1回のテーマは、
-利確は正義-
わたし(もちろん弱者)が大好きな言葉のひとつです。
利確せずに含み損を抱えて悩んだり、
最終的に損切りになったりすると後悔やモヤモヤが残ります。
それであるならば、含み益があるうちにイグジット、
つまり利確(文字どおり利益を確定する行為)を最優先する考え方や行動です。
無意識のうちに、あるいは意識して、この「利確は正義」を正当化しています。
本当に正義なのか!?
強者はそのように考えているのか!?
たとえば、とある銘柄で10円幅(1000円)の利確をしたとします。
その後の値動きで、
△5000円(保有し続けていたら含み損or確定損)になる場合もあれば、
+5000円になる場合もあります。
前者の場合はホッと胸を撫でおろしますし、
後者だと、「しまったぁ~!チキン利食いだったかぁ~!」と思いつつも、
利確それ自体について悲観的に捉えることはないように思います。
(あくまでも弱者であるわたしの感覚w)
ここで強者は、
獲得できなかった幻の利益4000円について、
弱者以上に悔いる・・・はず。
△5000円の損切りと同じくらいの強度で悔しい気持ちになるかもしれない。
コツコツドカンをコツコツドカンで終わらせないために!
こんな感じで「強者」の考え方を勝手にトレースしてみたら、
利益が得られるところでしっかりと利益を確保しないと、
結局「コツコツドカン」になっちゃうという結論に達したわけ。
この場合「ドカン負け」は、もちろんダメだけれど、
それは目に見えて理解できるので(実損失という痛みもともなう)反省しやすい。
一方で、「コツコツ勝ち」は一応利確になっていることもあって、
そこまで深刻に捉えることがない、と思う。
思うんだけど・・・、
「損切りの失敗」と同じか、
それ以上に「利確の失敗」も検討しないと、
次のステップには進めないんじゃないかなぁ・・・。
「良い損切り」「悪い損切り」があるのと同じで、
「良い利確」「悪い利確」があるような気がする。
たとえば「やれやれ売り」や「チキン利食い」、
「ワンティック利確」とか、それ自体がダメというわけではなくて、
一つひとつの「利確」に対して精査して検証する必要がありそう。
だいたいの場合、損切りしたトレードは、銘柄選定からエントリーのタイミングとか、
たくさん反省するわけだけど、利確についても同じくらいのエネルギーを割いて、
(いい意味で)しっかり反省をする必要があるんじゃないかなぁ、というお話。
まさに「おまゆう」だけれど、
書き留めておくことは重要かなと考えたのが今回のブログ。
最初にお詫びしておきます。長文コメすみません。
>「勝ち」「負け」と二分化する考え方や、階層を固定化するニュアンスが、
あまり好きではないので「弱い~強い」というグラデーションをイメージしています。
(書き方としてはどうしても二分化することになるんですが、細かいこだわりですw)
すうさんの人柄がにじみ出ている文ですね!!!
私もその考え方100%賛成です。
リアル社会でも普通にまかり通る「ヒエラルキー意識」
私もあまり好きではありません。先入観にとらわれると物事の本質を見誤ることに
繋がりかねませんからね。
>利確それ自体について悲観的に捉えることはないように思います。
メンタルやトレードに対するモチベーションの維持という視点からは
プラスに働くことは間違いないですもんね。
>利益が得られるところでしっかりと利益を確保しないと、
結局「コツコツドカン」になっちゃうという結論に達したわけ。
まさにこれですよね。これがトレードの本質を表していると思います。
例の本にあるように
「正しく負ける」「損失をコントロールする」ことで、
「間違った勝ち方を排除」し正しいトレーディングをする。
そうすれば結果(利益)は後からついてくる。
少しでも早くその域に達したいですね!!!
>「良い損切り」「悪い損切り」があるのと同じで、
「良い利確」「悪い利確」があるような気がする。
そのことがこの一文にすべて集約されていると思います。
やっぱりすうさんは凄いです!!!
利確そのものに満足していては、次のステップに繋がらないと
私も100%同意です。
「間違った勝ち方でもメンタルのバランスが取れる」という
プラスの側面を利用しながら、
「間違った勝ち方は正しいトレードではない(次につながらない)」
というマイナスの側面を排除していく。
両方のいいとこどりは利用するに越したことはないですねw
これこそ次の成長につながる「これからの自身の課題」
とこの記事を読ませて頂いて確信しました。
日々寒くなり、また年末にむけてあわただしくなります。
しっかりご自愛くださいね。
追記
今職場のPCからこっそり書き込んでいますwww
明日エントリータイミングの考察(それほど仰々しくはないのですがw)を
Twitterに挙げる予定です。よかったら覗いてやってくださいw
お疲れ様です。
長文コメOKですよぉ~w
(わたしのブログ本文より長いとウザッってなりますがwww)
階層化については、なんとなくのこだわりですが、
伝わったようでうれしいです。
簡潔にまとめていただきありがとうございます。
「利確の反省」、それも精神的なプラスと金銭的なマイナス(この場合、機会損失)と、
しっかりと検証しないといけないですよね。
「悪い利確」≒「間違った勝ち方」だと思います。
正しく負けるのは、精神的には辛いですが
それでも、正しく勝つためのステップであれば、頑張るしかないですね!
課題は明白なので、頑張っていきたいです。
お互い年末に向けて、ファイトです!!!
追記。
お仕事最優先で、ご無理なさらないようにしてくださいね。
明日のツイート楽しみにしています!