時そば

トレード雑記第140弾、

 

時そば

本日のブログタイトル、およびアイキャッチ画像は古典落語の「時そば」。

 

その話はブログ後半にするとして、

先日、日本中に衝撃が走った事件について。

 

安倍晋三元首相が参議院選挙の応援演説をしている最中に銃で撃たれ、

懸命の蘇生措置の甲斐なく2022年7月8日17時3分に奈良市内の病院で息を引き取りました。

 

享年67

 

政治家としての功績はとても大きく、

内閣総理大臣の在任期間は歴代1位。

 

同時に、敵対する勢力も少なくなく、

様々な団体から攻撃を受けることもありました。

 

だからといって、まさかあんな事態になるとは・・・。

 

心よりご冥福をお祈りいたします。

 

ちなみに、

選挙期間中に政治ネタは控えようという気持ちがあったので、

終了後に「節電ポイント」ネタを公開しようと準備していたのですが・・・。

 

さすがにこの事件のインパクトが大きすぎるので、

一定の情報が明らかになったところで本日公開の流れとしました。

 

そもそも単独犯なのか組織的犯行なのか、

綿密に練りに練られた計画的犯行なのか、

思想的あるいは政治的な背景があるのかないのか、

狙いは安倍元首相ひとりなのか、他にもいるのか、などなど・・・、

よくわからないうちに言及するのは最悪のさらに斜め上をいく危険があったと感じています。

 

わたしのTwitterやブログ程度では何の影響力もないですが、

極端な話、たとえば、病院へと向かう昭恵夫人の動向を逐一報道していましたが、

万が一、彼女もターゲットであれば、マスコミが凶悪犯罪に肩入れしていることにすらなりかねないので。

 

併せて病院前で嬉々としてタムロっているマスコミをみると”ク〇だな!!!”、

というのが率直な感想だったりする。

 

もっと極端な話をすると、

組織的な犯罪組織による犯行であれば病院名を報道することすら危険だと思っていたわけです。

 

安倍元首相に止めを刺そうとする人がいるかもしれないし、病院ごと爆破みたいなリスクも。

 

映画や漫画の見過ぎだと笑われるかもしれないけれど、襲われた方が大物過ぎるだけに、

そういう万が一の事態や二次被害に繋がりかねない報道には疑問を感じずにはいられない。

 

このあたりのマスコミの感覚とわたしの感覚は、だいたいいつも大きくズレます。

(もちろん、わたしの方がおかしいという可能性も多々ありますが)

 

さて、どういうブログの構成にしようかと考えたけれど、

ここで安倍元首相の功績を書き連ねても薄っぺらくなるし、

逆に彼にまつわる疑惑について書いても面白くもないので、

そのあたりは別の方やマスコミに譲るとして。

 

大切なことは、再発防止をどう考えるか。

 

現時点での情報をわたしなりに整理すると、

犯行は単独犯で、思想的政治的な理由によるものではなく個人的な恨みらしいということ。

 

本当かどうかはよくわからないけれど。

 

いずれにしても選挙活動中が狙いやすいから、という単純な理由もあり得るわけで、

思想犯を念頭に置いた「民主主義への挑戦」みたいな批判声明はピントがズレている気がします。

 

とはいえ、

街頭演説の位置づけなど選挙戦のあり方にとどまらず、

要人警護の問題など、あらためて考えないといけない。

 

同時に、

今回担当された警護関係者(SPや奈良県警など)を批判しても何も解決しないですし、

今後も同様の犯行がおこなわれる危険性があったりするわけです。

 

いとも簡単に元総理レベルの要人が発砲されて、

その周りでポカ~ンと立ち尽くす人たちや携帯カメラで撮影する人たちの群れ・・・。

 

自分自身あの場にいたらどんなアクションが取れたのか、まったくわからないけれど、

もしあれが銃乱射事件とかだったら被害者は数十人ということもあり得たわけですし。

 

さらに組織的犯行や複数犯で現場に潜んでいるかもしれないのに、

被疑者確保に3人も4人寄ってたかって向かっていって、

倒れている安倍元首相の周りの警護はほぼゼロに見える。

 

あの段階ではおそらく生死は不明なわけで、

絶対に守らなければならない対象に警護がなく、

一般人が写真や動画を撮影できる程度に無警戒、っていうのがなぁ。

 

応援されていた立候補者や、応急措置をしていた医師、看護師など、

まとめて狙われる危険もあるかもしれない、という最悪の想定は、たぶんなかったんだろうなぁ。

 

ちなみに、

週末にわたしが見つけた一番の”トンデモ陰謀論”は、

おそらくアメリカ人が本国の掲示板に書いたっぽいやつ。

(発信者不明、真偽不明、デマや煽りの類に近いニュアンスですが)

 

それは、JFK(ケネディ大統領)の暗殺にまつわる陰謀論になぞらえた感じで、

あまりにも警護が杜撰で手薄 → 警察関係者に協力者がいるのでは!?

→ 警察を実質支配化に置いている人物が黒幕 → まさかの現職政治家の大物!?

みたいなやつでした。

 

英語だったのでニュアンスはわからないけれど、

要するに政権中枢にいる人物、最も悲しみを表現した人物こそが犯行の黒幕というトンデモ陰謀論。

 

まぁ、そんなことはないのだろうけれどと考えながら、

また、奈良県警の会見を見ては真相が解明されることはなさそうだと落胆しながら、

安倍元首相の印象に残っている話はなんだろうって思い起こしていたところ・・・。

 

安倍晋三元首相が政治家転身後に最初(?)に脚光を浴びて注目されたのが、

ちょうど20年前、2002年9月、内閣官房副長官として小泉純一郎首相の北朝鮮訪問に随行したとき。

 

もちろん、祖父に岸信介元首相、父に安倍晋太郎元外相のサラブレッドですから、

知らない人はいなかったでしょうが、訪問時の政界の若きプリンスの姿はその後の躍進につながったと思う。

 

やっとブログタイトルに関連するお話

そして、やっとブログタイトルにかかわってくるけれど、

日朝首脳会談が開かれ拉致被害者の一部が帰国することになった2002年は、

偉大な落語家である五代目・柳家小さん師匠(1915-2002)が亡くなった年。

 

落語家初の人間国宝で、タイトルの「時そば」を十八番としていた人情味のある名人。

 

その柳家小さんが若かりし頃、1936年2月26日、

大日本帝国陸軍青年将校によるクーデター未遂事件「二・二六事件」が発生しました。

 

歴代64人の首相のなかで暗殺された首相は安倍元首相で7人目ですが、

その前の暗殺事件となると戦前の二・二六事件まで遡ることになります。

 

元総理大臣経験者の高橋是清、斎藤実などが暗殺された歴史的な大事件だけれど、

その反乱軍には何も知らされずに参加した若い陸軍兵のなかに柳家小さんの姿も。

 

こういう話は古今東西わりとよく聞く話で、

一番記憶に新しいところだと、ロシアの若い兵士のなかには、訓練だと思っていたら、

実はウクライナ侵攻の先鋒になっていた、という話が聞こえてきたりしました。

 

他にも、明智光秀が「本能寺の変」を起こした際、

兵士のなかには織田信長ではなくて徳川家康を討ち取るものだと勘違いしていた人もいたらしいし。

 

そんなこんなで、まさかの反乱軍となっていた柳家小さんたち若い陸軍兵は屯所で意気消沈・・・。

 

そこに「お前、落語家なんだから何かやれ!」というとんでもない無茶ぶりが。

 

そこで披露した、というか披露させられた落語が、

誰一人として笑わない最悪の高座になった・・・、

というのが、後年の笑い話。

 

元首相の暗殺という信じられない事件が発生したわけだけれど、

いつまでも沈んでいても仕方がないので、柳家小さん師匠の映像をご紹介。

 

表題の「時そば」を探したけれど見つからなかったので、こちらの映像。

 

扇子や手ぬぐいで様々な形態模写をするのは落語家の腕の見せ所だけれど、

扇子をお箸に見立てて、そばやうどんを食べる仕草は比類なき名人芸だと思います。

 

落語に詳しくない方は、

19:45あたりからのうどんを啜る仕草だけでもぜひご覧ください。

 

 

立て続けに悲しい事件や事故が続いていますが、

2022年下半期、明るい話題がたくさん出てくることを、

七夕は少し過ぎましたが流れ星にお願いしたい気持ちです。

 

おまけ-あいまいな美しさ

1960年代に『美しい日本の私』(1969)を書いたのが川端康成。

それに応えるかたちで1990年代に『あいまいな日本の私』(1995)を書いたのが大江健三郎。

 

文筆家ではなく政治家である安倍晋三官房長官(当時)によって、

2000年代に書かれたのが「美しい国、日本」のスローガンで知られる『美しい国へ』(2006)。

 

2020年代、そしてこれからの日本はどのような国家となるんだろうか。

 

せめて2050年代くらいまでの20~30年間の明確なビジョンがないと、

子どもたちに胸を張って日本の良さを伝えられる自信が持てない・・・。

(必ずしも子どもに限定せずに、若者や、なんなら中年なんかも含めた大人、なにより自分に対して)

 


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2件のコメント

  • お疲れ様です。
    やはりというか、予想通りの記事が
    わいて出てきますね・・・
    特に陰謀論なんかはいろんな掲示板で見かけましたw
    陰謀論は一定数のこじつける層が必ずいるようです。
    私が一つだけ数奇なめぐりあわせと思ったのが、
    安倍さんの父、安倍晋太郎氏と同じ67歳没ということです。
    これは単なる偶然なんでしょうけど、
    不思議な気もしています。
    お互いまだまだ考えさせられることは多いですが、
    ひとまず気持ちを切り替えて前に進みましょう。
    時そば、落語をあまり知らない人でも、
    内容は知っているみたいな人多いですよね。
    私も若いことはあまり興味がなかったのですが、
    50代になって結構聞くようになりました。
    音声だけでも情景が浮かぶんですよね。
    やっぱり年取ったのかなって思いますw
    ただ、日本の伝統芸能の一つなので
    これからも長い付き合いになりそうです。
    (さすがに能などはまだ良さがわかりませんので・・・)

    • お疲れ様です、
      早朝より外出していたため返信遅くなりました。

      陰謀論・・・、たくさん出てきます。

      某宗教団体の会見もありましたし、
      さらにたくさん出てきそうです。

      年齢も数奇な運命を感じてしまいます。

      わたしも能はほぼ知りません、
      落語も有名どころをかじった程度の浅~い知識ですがw

      おっしゃるように、考えさせられることは多々ありますが、
      気持ちを切り替えて前に進みましょう!!!

      あ、本日のデイトレ結果、おめでとうございます!
      明日も連勝となりますように!!!

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