負けるが勝ち
2022年11月7日
トレード雑記第189弾、
負けるが勝ち
今回は麻雀のお話。
一局ごとの収支はマイナス(≒負け)でも、
トータルプラスであれば勝ちという考え方を表現した対局映像があったので。
おそらく、株式投資・トレードに「ものすごく共感できる」内容だと思います。
まずは、簡単な麻雀の試合の数え方。
1回の試合で4局(東1局、東2局、東3局、東4局)を実施するのが東風(トンプウ)。
4人で対局するので、1人1回ずつ親の順番が回ってくる戦いです。
これを8局(東1局~東4局に加え、南1局~南4局)で実施するのが半荘(ハンチャン)。
ちなみに、東、南に加え、西1~4局、北1~4局の16局で実施するのが、
全荘(ゼンチャン)・一荘(イーチャン)となります。
日本において、麻雀プロの試合だと半荘が一般的だと思います。
つまり、1試合8局のなかで点棒をやりとりするゲームですので、
1局単位だと負けることがあっても8局トータルで勝てばいいわけですね。
これを完璧に体現しているのが、次の映像です。
Mリーグにおいて、連続無放銃(≒負けなし)記録を持っている
多井隆晴プロによる「わざと負ける」シーンです。
オーラス(最終の南4局)トップ目、
2着との点差も大きく逆転されるリスクが小さいところ好配牌!
もういっちょ加点を目指して・・・、
ではなくて「勝利を決定づける負けを選択」
解説の河野直也プロ、実況の松嶋桃プロも感嘆としていますね。
とてもかっこいい一局。
株式投資・トレードにおいても、
最小限の損失に抑える「損切り」は大切ですもんね。
といったところで、本日のブログは手仕舞い。