銘柄「ANYCOLOR」に思うこと

トレード雑記第211弾、

 

銘柄「ANYCOLOR」に想うこと

めちゃくちゃ久しぶりに直接的な「トレード」関連のブログ。

 

2022年を象徴する銘柄のひとつ、

「ANYCOLOR」(証券コード5032)について

思うことをつらつらを書くだけの内容です。

 

なお、ブログで採り上げてはいますが、

個別銘柄の売買を奨励するものではありませんので、

ご理解ご了承のほどよろしくお願いいたします。

 

ちなみに、わたし自身は一度もエントリーしていません。

 

そのため、

上昇時の機会損失、下落時の(売りでの)機会損失はとても大きいですが、

実利益が0円であると同時に、実損失も0円です。

 

わたしがデイトレードを休止した2022年5月初旬から、

約1ヶ月後の6月8日に新規上場(東証グロース市場)した銘柄ということもあって、

興味深く、同時に(トレード自体に)少し覚めた視点から、株価の推移を確認していた銘柄。

 

 

結論を書いてしまうと・・・、

 

UUUMと同じような匂いがした

 

というもの。

 

UUUMは、

2017年8月30日に東証マザーズ(当時)に新規上場した、

YouTuberのマネジメント等をおこなう企業です。

 

既存メディアへの不信、新しいメディアとしてのYouTubeの台頭、

YouTuberのマネジメント企業として最初の上場企業という新鮮さ、

そこに新型コ〇ナウイルス感染症に関連した追い風ムード・・・、

なども相まって、2019年頃に大きく盛り上がった銘柄でした。

 

その後・・・、

マネジメント体制の未熟さ(?)

マーケティングやプロモーションの稚拙さ(?)

所属YouTuberとの契約上の金銭トラブル、

所属YouTuberの不祥事や脱退、

所属YouTuberの再生回数および広告収入の低迷、

新事業(吉本興業との提携など)の不透明さ(?)

などなど・・・。

 

第三者の視点からみると、

「YouTubeの未来」よりも、

「UUUMの未来」が心配されるくらいの無為無策ぶりを露呈した感じ。

 

最近では話題になることも少なくなっているので、

よほどのことがない限り・・・、

(株価という観点からは)浮上することは容易ではないと感じます。

 

そんな状況のなかで、

YouTuberをバーチャルに展開するという、

「バーチャル・ユーチューバー」(Vtuber)なるものが飛躍してきた感じ。

 

初期は音楽系のボーカロイドが人気を博した状況だったようですが、

その後あらゆる分野でVtuberが活躍することになって、

Vtuberのマネジメントを展開する「にじさんじ」を運営するANYCOLORに、

にわかに注目が集まっていたところ、今年6月の新規上場となった流れです。

 

ANYCOLORも、UUUMのときと(おそらく)似たような状況で、

Vtuver(UUUMの場合はYouTuber)および運営会社はピンキリ、

玉石混交というなかで、業界大手としての信用を獲得する上場となりました。

 

株価の推移としては、

想定していたより早く(そして速く)上昇していった感覚で、

同時に、想定していたより早く・速く下落してきた感覚です。

 

もう少しじっくりした値動きになるかなぁ・・と覆っていたのですが、

良くも悪くも典型的なIPOの値動きで盛り上がりが終わった感じ。

 

そもそもわたし自身は、

麻雀プロがオンライン麻雀で対局&検討しているところでのコラボ、

という流れのなかでVtuberの存在を知るようになった状況なので、

そこまでANYCOLORに詳しいわけではないのですが・・・。

 

「顔出ししていない」ので、その分は気楽なのかと思っていたら、

人気が数字で評価されるわけですし、ときに批判にさらされたり、

精神的に参ってしまったり、トラブル等に巻き込まれたり・・・、

表面上は楽しく見えても「仕事」としてやるのは大変なんですね、

という至極当然の感想をもつわけです。

 

一方で、トラブルを起こす側になる場合ももちろんあって、

入れ替わりも激しいですし、訴訟リスクもそれなりにあったりします。

 

現時点でANYCOLORは、UUUMのような事業の迷走(?)、

株価の大きな下落(新規上場時点の株価を大きく下回る状況)にはなっていません。

 

もう一度、大きく上昇する未来も考えられますし、

このまま下落していく未来もないわけではありません。

 

残念ながらYouTuberが独自のタレント性を有しているところまで確立できずに、

昭和~平成のテレビ企画の模倣、二流タレント的な人たちの増加・・・、

みたいな感覚で地盤沈下していっているようなところも見受けられるので、

Vtuberについても、ビジネスとして確立できるのか、数年間は見守る必要があると思います。

 

すごく否定的な将来像を書くと、

漫画、アニメ、声優などの業界から「アニメキャラ」が、

Vtuberに流れてきたらどうするんだろう、という未来もないわけではありません。

 

芸能人がYouTubeに参入した、という展開と似ていますが、

権利関係がクリアしたら、たとえば「大空翼がW杯を解説する」みたいな番組づくりが可能です。

 

事例として『キャプテン翼』は古いですし、もっと新しいキャラでいいとは思いますが、

サッカーに限らずスポーツ系全般に、そして別の領域でもいくらでも展開可能です。

 

『スラムダンク』のキャラが司会、元プロ選手が解説のバスケ番組とか、

コナン君がナビゲーターの謎解き番組とか、いくらでも思いつきます。

 

あくまでも権利関係をしっかりクリアしないといけませんが、

不可能ではないと思いますしひとつ事例ができると、参入が促進される可能性もがります。

 

現段階ではありえないように思える夢物語でも、

アニメから数多くのパ〇ンコへの移植、事業が展開されてきた実績があるので、

「人気アニメキャラ」がVtuberに参入すると勢力図が一気に塗り替えられるかも、という感じ。

 

こんな感じで、思うことをつらつらと、

それもネガティブに舵を切った内容になりましたが、

わたしのような素人がアッと驚くような、

ANYCOLORの新事業展開を期待しています。

 

といったところで、本日のブログは手仕舞い。

 


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