WBC優勝!!! と、その先へ!!!

トレード雑記第246弾、

 

WBC優勝!!! と、その先へ!!!

野球の日本代表・侍ジャパンが第5回WBCで優勝しました!!!

 

優勝おめでとうございます!!!

 

第1回(2006年)、第2回(2009年)と連覇していて、今回で3回目の優勝です。

 

しかも第2回大会を当時22歳で参加したダルビッシュ有が、

今大会は最年長36歳で参加、大会開始前から食事会を開くなどリーダーシップを発揮。

 

18歳、鳴り物入りでプロ野球に入った当初・・・、

タバコ吸いながらパチンコを打ってバッシングを浴びていたことを知るひとりとしては、

なんだか感慨深いものがあります。

 

栗山英樹監督以下、コーチ陣、選手はもちろん、

通訳などスタッフまで含めて一丸となって優勝を掴み取った侍ジャパン、

めちゃくちゃかっこよかったです。

 

今大会は終わってみれば7戦全勝、

1次ラウンドはレベルの違いを見せつけて完勝の連続でしたし、

対戦相手国の代表チームとの心温まる交流もあって和気あいあいとしたムードでした。

 

一転、負けたら終わりの準々決勝以降は緊張感も出てきて、

特にアメリカに渡ってからの準決勝、決勝は1点を争う好ゲーム。

 

漫画のようなドラマティックな展開が続きました。

 

一人ひとりの印象に残るプレーとか書き出したらキリがないので、

止めておきますが、本当に優勝おめでとうございます!!!

 

WBC優勝からの今後の展開

さて、とはいえ喜んでばかりはいられないのが現実。

 

今大会は、日本代表の強さが際立っており、

日本人としては日本代表応援目線でWBCを観たわけですが、

少し視野を拡げてみると・・・。

 

WBCをひと言で表現すると、

 

メジャーリーガーによる出身地別・ルーツ別・国別の対抗戦

 

といった感じ。

 

強豪国の代表チームをみると、そのほとんどが、

メジャーリーグ(アメリカ)でプレーしているメジャーリーガーで構成されている。

 

決勝のアメリカ代表は当然として、

準決勝のメキシコ代表や準々決勝のイタリア代表もそう。

 

イタリア国内のプロリーグに所属している選手は3、4名で、

それ以外はすべてアメリカ(マイナーを含むメジャーリーグ)で活躍する選手たち。

 

テレビ中継などで対戦チームの強さ紹介もメジャーリーグでの活躍情報が基本なので、

メキシコやイタリアのプロ野球リーグの情報はほぼ皆無だったと思う。

(わたし自身、日本とアメリカ以外の国でのプロリーグのチーム名はひとつも知らない)

 

日本代表に置き換えると、

ヌートバーのようなタイプの選手がチームの8割強みたいな状況。

 

だから、現状のWBCは、

日本代表目線だと「国別対抗で世界一を決める大会」だけど、

アメリカ代表目線だと「各国に散らばったメジャーリーガーによる対抗戦」となる。

 

この傾向が、いいのか、悪いのか、

今後も続くのか、さらに強化されるのか、あるいは薄まるのか、

などなど、現時点では「わからない」としか言えない。

 

日本も、今後ますますメジャーリーガーが増えるかもしれないし、

それに応じて日本代表に占めるメジャーリーガーの割合が増えるかもしれない。

 

オリンピックの日本代表が、

「オールアマ」から「プロアマ混生」を経て「オールプロ」になるまでの時間は、

もの凄く速かったと記憶している。

 

何がベストかはわからないけれど、

5大会中3大会で優勝をしている日本代表だからこそ発言力もあると思うし、

今回対戦したオーストラリアとかチェコなどでのプロリーグ創設に向けての支援や、

またイタリアなど自国でプロリーグがあるところは、自国リーグの底上げも必要になってくると思う。

 

一方、まったく正反対の方向性として、

 

プロ野球(NPB) vs メジャーリーグ(MLB)

 

を開催することで「世界一」のチームを決める、という考え方もあったりすると思う。

 

この考え方は、WBCのような国別世界一とかではなくて、

完全な日本目線で、No.1のアメリカとNo.2の日本で戦って勝者が世界一というもの。

 

代表チーム同士の戦いなのか、チーム単位でやるのかとか細かい点はあるけれど、

要するに、野球はアメリカと日本という考え方に基づくもので、ひとつの意見として存在する。

 

とはいえ、日本目線では面白い構想だけど、

アメリカ側のメリットが何もないのでゼロだし、

日本以外の他国も参加できないわけでメリットどころか興味もゼロになると思うけど。

 

何が正解なのかはわからないし、

以前のブログでもすでに書いてはいるのだけれど、

現行のWBCが継続するのであれば、日本代表は優勝を繰り返すことで、

日本のプロ野球の発言力を高めつつ、野球の普及活動が拡がればいいのではないでしょうか。

 

☆以前のブログはこちら。

WBCの楽しみ方

野球の世界大会を発展させるために必要なこと

野球のアジア大会は必要!?

 

といったところで、本日のブログは手仕舞い。

 


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