「職場外発言」での大炎上-「郡道美玲」騒動の本質

トレード雑記第248弾、

 

「職場外発言」での大炎上-「郡道美玲」騒動の本質

前回ブログで「麻雀界隈は年中炎上している!?」について書きましたが、

炎上度合いで言えば桁違いの破壊力を誇るピカ一の騒動が今回のお話。

 

ANYCOLORが運営する「にじさんじ」に所属するVtuber(ライバー)、

「郡道美玲」さんのTwitterでの発言が炎上騒動となっているもの。

 

直接の炎上発言(WBCに関するTwitter投稿)と、

それを受けての企業(ANYCOLOR)の発表がこちら。

 

 

 

今回の騒動を一文で表現すると、

 

「郡道美玲」さんというVtuberが、

「職場」(YouTube内の自身のチャンネル)ではない空間で、

つまりSNS(Twitter)において、過激な発言をしてしまったこと

 

となります。

 

「郡道美玲」さんのファンのなかには、

ときに過激な発言がウリのお約束を理解していて、

こういった発言を「キャラ」であり「演者」として受け入れています。

 

しかし、そのキャラが有効な範囲は、

あくまでも職場であるYouTubeに限定されますので、

そのあたりの線引きを曖昧にした発言が問題視されたわけです。

 

極論すれば、発言の内容(野球に関連した投稿)よりも、

発言した場所(YouTubeではなくTwitter)が問題だったわけ。

 

 

本件の問題を考えるにあたって、

わかりやすい事例が発生しましたので、

そちらと併せて問題点を考えていきます。

 

本件のすぐあとに発生した炎上騒動で、

「情報番組」でリポーターの「芸人」が、

動物園のペンギンがいる池に落ちるという「お約束の芸(?)」を披露したところ、

動物園からの抗議があって、その行動をけしかけたMCの芸人とともに批判を浴びています。

 

こちらも、たとえば、「バラエティ番組」のスタジオという職場で、

「安全な熱湯風呂」を前にして「推すなよ押すなよ」からの「ドボン」であれば「芸」の範囲です。

 

当たり前ですが、

プライベートで実際に熱湯を使って実施すれば事件となりますし、

芸人だから、演者だから、キャラだから、許されるわけではありません。

 

あくまでも職場においての発言、行動だから成立します。

 

殺人犯役の俳優が包丁を振り回して奇声を発する行動は、

映画やドラマなどの撮影現場だから成立します。

 

ボケ役の暴言もツッコミ役の暴力(≒頭を叩くなど)も、

劇場の舞台で披露する漫才やバラエティ番組だから成立します。

 

SMクラブの女王様が、

暴言を吐いたり踏みつけたり鞭で叩いたり・・・、

が成立する範囲はSMクラブのなかだけです。

 

職場ではないところ、

たとえば街中で同じよう行動をしていたら通報されるのは間違いありません。

 

 

ちなみに、SNS(Twitterなど)における炎上騒動が減らない理由のひとつは、

職場とそれ以外の空間という線引きがあいまいなまま発言してしまうからです。

 

「郡道美玲」さんというキャラ(暴言キャラ、非常識キャラなど)による発言を、

職場の外であるSNSで発信したため「一般常識とかけ離れている」として批判されたわけです。

 

前掲した企業からの「ご報告文書」でも、

Twitterの発言についてを問題視しているのはそのためです。

 

極端な話、

まったく同じ発言をYouTubeの自身のチャンネルでしていたら、

キャラとして受け入れられた可能性も高かったと想定できるため、

今回のような炎上に発展することはなかったように感じます。

 

ここまで書いてきてなんですが、

わたし自身は「郡道美玲」さんについて擁護も批判もしていません。

 

「職場のキャラ(地位や役職などを含む)は職場の外で通用しない」

「(職場内の)内輪ネタを外ですると顰蹙を買うし不快感を与える」

 

というところがポイントで、

動物園のペンギン池ポチャ騒動がダメな理由と根本は同じで、

職場と職場外の線引きがあいまいになって職場のネタを職場外でやったことが問題。

 

なんだけれど・・・、

今回の炎上騒動でも、やっぱり目にすることがありましたが、

一部の熱狂的な「郡道美玲」さんファンなのだと思いますが、

変な擁護は、ますます当人を苦しめることになりそう。

 

前回ブログでも書きましたが「熱狂的なファン」(自称)こそ、

冷静な発言が求められるような気がしています。

 

といったところで、本日のブログは手仕舞い。

 

追記。

例のペンギン池ポチャ騒動の続報・・・、

おかしな擁護をする芸人たちに思うこと。

 

芸人なら、舞台の上で芸をやれ!

 


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