サッカー日本代表のW杯後の初陣は及第点!?

トレード雑記第249弾、

 

サッカー日本代表のW杯後の初陣は及第点!?

ワールドカップを終えて初めてのサッカー日本代表の招集、

国内での親善試合が3月24日、28日におこなわれました。

 

その成果、収穫、課題点を議論する前に、

そもそもの目的、前提条件をふり返ります。

 

この2試合の目的であり開催の前提条件は、次の3点だったと思われます。

(詳細は「なぜ、サッカー日本代表に〇〇が招集されないのか!?」を参照)

 

1.W杯で活躍した選手の凱旋帰国&出場

2.次回W杯を見据えた新チーム体制の構築

3.親善試合の対戦相手国への配慮

 

これらの3点は、日本代表に特別な目的・前提条件ではなく、

サッカーの中堅レベルの代表チームでは一般的な項目となります。

 

最初のポイントであった、

W杯で活躍した、特に得点に絡むような活躍をした選手は、

その多くが2試合のうちいずれかのピッチに立っていました。

 

なお、前田大然(敬称略、以下同じ)が、

ケガが悪化したことにより出場できなかったことは残念でしたが。

 

他にも本調子とは言い難いようなパフォーマンスもありましたが、

少なくとも、国内のファンへのお披露目、対戦相手国への配慮は達成できたはずです。

 

また、1戦目、2戦目ともに、

メンバー招集からスタメン、選手交代を含めて、

DF陣の若返り、新チーム体制の構築が積極的に試されていました。

 

もちろん、プレーやポジショニングなどチグハグな点は多々ありましたが、

W杯と、終了後の親善試合2試合をもって、いったんの一区切りとなります。

 

6月以降、実質的に新チーム体制となりますので、

FWやMFなど攻撃陣の入れ替えなど積極的に試すのではないでしょうか。

 

何にせよ、森保監督となってW杯を経ての親善試合、

そういう意味では、及第点と言っていいと思います。

 

親善試合で見えてきたこと-収穫-

今回はどうしても主将・吉田麻也をはじめとしたベテランDF陣が不在だったので、

DF陣をどうまとめるか、落ち着かせるかがひとつの課題だったはずです。

 

W杯でもやり玉にあげられることが多かった伊藤洋輝も、

センターバック(CB)の一角として機能しているように見えました。

 

同じくCB起用の板倉滉と連携がもっと取れるようになれば、

板倉伊藤の両CBは新DF陣の中核となるかもしれません。

 

そこに、鎌田、守田、遠藤、瀬古、

(ケガで離脱中の)冨安などと連携が深まれば、

かなり安定したDF陣が確立される予感が生まれます。

 

併せて、新戦力で両サイドバック(SB)を担った、

菅原由勢、バングーナガンデ佳史扶も積極的な攻撃参加で見せ場をつくるなど、

代表でも十分に戦えることを示したと思います。

 

とはいえ一つひとつのプレーをみると、

粗さというか雑さも目立っていましたので、

連携もそうですが、足元の技術など個のレベルアップも求められそうです。

 

親善試合で見えてきたこと-課題-

一方のFW・MF陣ですが・・・。

 

こちらはいろいろと課題が見えてきたように感じます。

 

たとえば・・・、

W杯で得点を決めた選手が、この2試合では無得点に終わったこと。

 

何度も繰り返しますが、

今回の親善試合はW杯で活躍したメンバーの国内お披露目がひとつの目的ですので、

攻撃陣はほとんどがW杯に出場したメンバーでした。

 

が、無得点、というのは厳しい結果と言わざるを得ません。

 

なかでも・・・、

浅野拓磨のチャンスをふいにするトラップの精度や、

ポジショニングの悪さは際立ったものがあったように・・・。

 

ほかにも、

三笘薫にしても、伊東純也にしても、

派手なプレーで目立ってはいたものの、

三笘は消極的なドリブルが少なくなかったように見受けられましたし、

伊東は積極的過ぎてプレー後のカバーなどが雑になっているように感じられたり、

2試合を通して見てみるとそこまで絶賛されるような動きではなかったように思えます。

 

また、個別で名前を出していない選手たちにしても、

シュート数がそもそも少ないし、その精度もイマイチ、

DF陣を大きく入れ替えてのぞんだので攻撃の連係もこれからなのかもしれませんが、

どちらかといえば攻撃面での物足りなさが大きかったように感じます。

 

6月以降に次の日本代表の試合が組まれていますので(対戦相手は未定)、

次回招集は、W杯組にとらわれないFW・MF陣が招集されるかもしれません。

 

たとえば、たびたび名前が挙がっている古橋亨梧、旗手怜央の招集はあるのか、

このあたりは次回の代表招集で注目されるポイントとなりそうです。

 

あわせてゴールキーバー(GK)を、

シュミット・ダニエルで固定するのか、

今回招集されていた若い選手を次は試すのか、

あるいは未招集だった中村航輔などの招集はあるのか、

こちらも6月以降の日本代表で注目されるところとなります。

 

これらの収穫や課題もそうですし、

森保監督の目指すところ、方針についても、

分かりやすいところもあれば、分かりにくいところもあったように感じます。

 

そういった点を総合的にみると、

W杯後の初戦という意味では、

及第点と言っていいのではないでしょうか。

 

6月以降の日本代表において、

より連携の取れたDF陣のレベルアップと、

新しいFW・MF陣が招集されたり、

若い選手が抜擢されるなど、本格的な始動が見られると期待したいです。

 

といったところで、本日のブログは手仕舞い。

 

追記。

ダメなものはダメで指摘すればいいと思うけど・・・。

あまりにも最初から批判ありきのサッカー評論家が多すぎる・・・。

自身がW杯優勝監督とか優勝国のサポーター代表みたいに思っているんだろうか・・・。

 

そして毎試合同じテンションで批判を繰り返すんだろうか・・・。

 

今回の親善試合は、たとえば「三笘や堂安、伊東純也を間近で見られるんだよ」、

くらいの「凱旋・歓待モード」で選手たちを迎えるニュアンスの試合だと思うんだけど・・・。

 

ず~~~~~~~~~~~~~~っと、

負のオーラをまき散らしているような、

監督を交代させたらバラ色の未来が待ってる系の、

それ系のYouTubeとか、Yah〇oのコメント欄とか、

ほんと気が滅入るレベルの内容が多すぎる・・・。

 

前向きでまともな、現実的で良心的な、

そんなサッカー日本代表の情報源となるYouTubeとかないかなぁ・・・。

 


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