バブル崩壊後の最高値更新と岸田総理

トレード雑記第270弾、

 

バブル崩壊後の最高値更新と岸田総理

先週、日経平均がバブル崩壊後の最高値を更新しました。

 

 

ロイターの記事にもあるように、

1990年8月以来、33年ぶりの高水準!!!

 

すげぇーーーー!!!

 

という気持ちと、

 

あんまり実感ないなぁ・・・。

 

という気持ちと、

 

両方が混在しています。

 

そんななかで、

ふと思い出したのが、

岸田文雄氏が第100代総理大臣として任命された2021年10月4日頃のお話。

 

だいたい1年半くらい前の出来事なんだけど・・・。

 

2022年のはじめまで、

株価が低迷していたこともあって、

その責任を岸田総理個人にぶつけて憂さ晴らしをしていた人が少なからずいました。

 

なかでも、某テレビ番組で自分が総理になったら株価が上がるのかというお題に、

候補者のなかで一番「〇札」を高く掲げていた写真はネタとして出回りましたし、

「岸り人」なる言葉も誕生して、ボロカスに叩かれたり、揶揄されたり、・・・。

 

最も象徴的だったのは、

某経済番組での内閣支持率アンケートにおいて、

圧倒的不支持となる支持率一桁を叩き出したりもしました。

 

率直な疑問として、

あのとき、ボロカスに岸田総理を叩いていた人は、

今回の日経平均の高騰について、岸田総理に感謝しているんだろうか???

 

感謝しろよ、と言いたいわけではありません。

 

それでも、

あれだけけちょんけちょんに、

ときに誹謗中傷レベルの批判をしていた人たちは、

株価が上昇した現実を直視して、どういう気持ちなんだろう・・・。

 

何も考えていない、

たまたま運が良かっただけ、

みたいな感想がほとんどを占めそうですが。

 

ちなみに、

わたしの立場は、

株価の上昇・下落の要因はひとつではなくて多義的なので、

総理個人の力で大きく変動することはないという(たぶん当たり前の)立場です。

 

当時の株価の下落は総理の責任、現在の上昇したときには無言、

みたいな人が少なくないのが、おもしろいと言えばおもしろいです。

 

なんとなく、プロボクサー相手にイキリ散らかすチ〇ピラとかヤ〇キーって、

すごくかっこ悪いじゃない、絶対に殴ってこないことがわかってて吠えてるから。

 

それと似た感覚で、

絶対に言い返せない人に文句言ってるのって、やっぱりかっこ悪い。

 

岸田総理が就任して約1年半、

その発言や政策に大きな変化はないわけですから、

当時も今も冷静な判断をすることはとても難しいとよくわかる教材かもしれません。

 

といったところで、本日のブログは手仕舞い。

 


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