リークされた情報は要注意!?
トレード雑記第291弾、
リークされた情報は要注意!?
先日の全仏オープンテニス女子ダブルスで失格となった加藤 未唯(かとう みゆ)選手。
その後、主審やスーパーバイザーとのやりとりを公開(≒リーク)したことで紛糾する事態に。
直近だと、ウインブルドン混合ダブルス1回戦終了後の会見。
(アイキャッチ画像を含め、いくつか報道されています)
加藤選手には、不満と言うか未練と言うか、いろいろと言いたいことがあるのだろうし、
記者側も聞きたいことがあって、加藤選手なら話しそうという思惑があっての会見内容だと思う。
日本だと、加藤選手を応援する人が多いし、その結果、擁護する意見、
対戦相手や主審、スーパーバイザー、運営などに批判的な意見が多い。
極端なところでは人種差別的な観点を持ち出して、
「欧州は~」「フランスは~」みたいな意見にも一定数の賛同がつく感じ。
今後、スポーツ裁判的な流れになるかもしれないし、
最終的にどういう展開になるかはわからないので、
今回の出来事自体への言及は保留しますが、本日のテーマは表題のとおり。
リークされた情報は要注意!?
ウインブルドンでの会見でリークしたのは、加藤選手。
だから、加藤選手にとってプラスになる内容であることは間違いない。
応援するにしても、批判するにしても、
そういう「情報」であるという認識を持っておくことが大切。
それでも、当事者である加藤選手の会見なので、
出所不明のネット発言、伝聞に次ぐ伝聞などより信憑性は高いです。
そして・・・、
これからわたしが、
まったく正反対と言っても過言ではない、
思いっきり不確かな情報をリークします。
フランス語ができる知人による、
フランスでの報道(スポーツ新聞的なやつ)の内容についての解釈の又聞き。
信じるか信じないかは、あなた次第です。
①加藤選手がネット越しにノーバウンドでボールガールにボールをぶつけた
②対戦相手からのクレームにより加藤選手への事情聴取がおこなわれた
③加藤選手は「よそ見をしていたボールガールが悪い」と責任転嫁、侮辱する発言をした
④加藤選手がボールガールの元に駆け寄ったのは、ぶつけてから約10分後だった
⑤「主審による警告処分」ではなく「スーパーバイザーによる失格処分」となった
という顛末らしい。
おそらく、
③については加藤選手側の発言(≒リーク)ではない人によるものだと思う。
運営側の誰かのリークなんだろうけれど、
これはこれで筋が通っているようにも感じます。
今回の件は報道当初から、
対戦相手が「ボールガールが血を流している」と虚偽のクレームをおこなった、
運営側が「男の子だったら失格じゃなかったよね」みたいなことを言った、など、
不確かな情報が少なくなかったような気がしていたので、
登場人物の誰にも肩入れする気持ちが薄かったのだけど。
いずれにしても、
視点(≒情報の出どころ)を変えると、
印象もかなり変わって聞こえてくるということ。
こういうときに大切なのは、
客観的な事実の積み重ねとして、
①ボールをぶつけた
②その後すぐにボールガールに寄り添う姿勢を見せなかった
の2点について確認されるのであれば、
失格処分も致し方ないかなぁ・・・と、
ひとりのテニスファンとしては残念な気持ちになります。
同時に、
「自分が見たい情報しか見えなくなる」
というバイアスについて、
常に気をつけないといけないですね、
というお話。
といったところで、本日のブログは手仕舞い。
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