「営業ツール」としてのTwitter活用の巧拙
トレード雑記第296弾、
「営業ツール」としてのTwitter活用の巧拙
わたしはTwitterを「匿名」でやっています。
そういうツールだと認識しています。
だ~いぶ昔に、そういうブログを書きました。
ただ、一方で、すでに、著名人・有名人、タレント、政治家などなど、
「実名」でTwitterをすることが珍しくなくなっています。
だからこそ実名で活用するTwitterには、
実名だからこその活用方法があると感じています。
結論はタイトルのとおりです。
実名でのTwitterは「営業ツール」である
それ以上でもそれ以下でもなく、
単純にお仕事に直結する内容を書くもの、という捉え方。
捏造や盗作はダメだけど、
少々盛ったり大袈裟な表現、いわゆる営業トークは当たり前の世界。
受け手(実名の人も匿名の人も)もそのことを理解して楽しむツール。
現在は毎日のようにTwitterであらゆる情報が消費されていて、
そこでは、バズる・炎上する・トラブるなど、それも日常茶飯事。
だから話題には事欠かない始末(いいことなのかは不明)。
せっかくなので、
最近気になったTwitterの活用方法について、いくつかご紹介。
今回のブログでは、比較的に「穏やかな」ビジネスとしてのお話。
(誹謗中傷うんぬん、取り返しのつかない衝撃的なやつはまた別のブログで)
穏やかなお話なので、
Twitter活用が推奨(?)されている麻雀界の話題。
1.上手く盛り上げられない若手女流プロたち-その1
先日の麻雀最強戦「女たちの殴り合い」(7/9)で、
主催者推薦7名の人気実力が認められている先輩プロと対峙して、
「読者投票アンケート」第1位で出場権を獲得した篠原冴美プロが、見事優勝。
賛否両論あった投票企画を、しっかりとものにしたスター性はさすがの一言。
おぼつかない手つき、牌はこぼす、点数申告は間違う、など、
それだけだと「もっと実力のあるプロを出場させろよ!」ってなりそうなところ。
ただ、出場までのストーリーと相まって、
緊張している、顔が引きつっている、一生懸命頑張っている、
そんななかで強気でリーチをかけまくる、みたいな姿勢が、
最高の結果となって功を奏したかたち。
どこまでが演技かはわからないけれど(篠原プロはタレントでもあるので)、
投票企画終了後からの立ち居振る舞い、最強戦当日のコメントなど、
「ビジネス」の視点で考えると、最高の売り出し方になったように感じる。
一方で、残念だったのが、
同じ投票企画で上位入賞となった女流プロたち、
もっと盛り上げたらいいのにね、と思う。
優勝した篠原プロへの「おめでろう!」「ありがとう!」は当然として、
すでに確定しているファン投票2-9位の大会(詳細未定)に向けて、
「次は私たちも頑張る!」「頑張って、応援する!」みたいな・・・、
やりとりすら、ほとんどみられない。
最初に書いたように実名でのTwitterは「営業ツール」なので、
プライベートで親交があるとか、仲が良いとか、そういった要素は関係ない。
同じ企画で上位入賞した者同士だから、
お互いがwin-winになるようなツイートをする、だけのお話。
そうすることで開催予定の2-9位の大会も盛り上げられるし、
なんならファンも巻き込んで大会詳細のアイデアを出していけば、採用されるかもしれない。
たとえば、ファン投票2位と9位では投票数がまったく違うわけで、
投票数に応じたポイント制を導入するとか、こういう企画ならではの味付けがあっていい。
さらには、その盛り上がりが次年度の投票企画にも繋がるわけで・・・、
けっこうなチャンスだと思うけど、積極的に盛り上げる展開にはなっていない。
昨年、一昨年と「若手がSNSで宣伝する気がないなら、若手の大会は消滅する」と言って、
盛り上げた(≒炎上させた)黒木プロの気持ちを察すると・・・、
何も変わらないんだぁ・・・って、悲しい気持ちになってきます。
黒木プロが悪者になってでも、盛り上がれば、それはそれでそのときは成功だけど、
結局一過性で、ちっとも変わらない(ように見える)若手が少なくないんだろうなぁと。
若い人を売り出すのって、本当に忍耐力がいるし難しいなぁと感じるとともに、
そのあたりを理解している若手がスイスイと登り詰めていくんだろうなぁとも感じる。
2.上手く盛り上げられない若手女流プロたち-その2
またまた麻雀の若手女流プロの話なので、女性ばかりの話をしていると思われそう。
だけど、「営業ツールとしてのTwitter」という文脈だと、
圧倒的に男性の麻雀プロより女性の麻雀プロの方が多い、気がする。
実数をカウントしたわけではないけれど。
話題性という意味でも目にする機会が多いだけかもしれない。
「女流」限定の大会(シンデレラファイトなど)もあるし、
麻雀以外の「容姿」などで盛り上がっている人も多いからかもしれない。
いずれにしても、
「営業ツールとしてのTwitter」の活用方法だと、
良くも悪くも「稚拙さが目立つ」のが麻雀の若手女流プロの世界。
今回のブログで2例目として採り上げるのは、
火野ハルナプロと佐藤芽衣プロのTwitterバトル(?)。
こちらも「ビジネス」としての穏やかなお話。
ことの発端は、
Twitterで火野プロが佐藤プロの話題を出したこと。
佐藤プロとしては、その話題のされ方が気に入らなかったので、
Twitterで文句を言った感じ。
火野プロが該当Twitterを削除するとともに佐藤プロに謝罪して、
終わった話なんだけど・・・。
経緯を含めた詳細は漫画家のウヒョ助さんのnoteに詳しいですが、
傍から見ていたら「すんごいしょ~もないレベルの口喧嘩」です。
当人同士は決着済みだとツイートするものの、
自称ファンたちが「〇〇さんは悪くないよ!」「△△さんが悪い!」みたいな、
それぞれのTwitterにおいて、変に盛り上がってしまったのと、
その自称ファンへの当人たちの返答が、両者とも「納得していない感」ありあり。
火野プロは、なんで(佐藤プロが)怒っているのかわからない、って書いてみたり、
佐藤プロは、そんなに親しくもないのに私の名前を勝手に使って、って書いてみたり。
ぶっちゃけ、
ただの「共倒れ」。
お互い大人なら、そして営業ツールとしてTwitterを活用するなら、
「ツーショット写真」のひとつでも公開して和解をアピールすればいいのに、
というウヒョ助さんのアドバイスは、本当にそう思う。
そして、すでにTwitterでは、
さらにキツイ(≒穏やかではない)話題へと関心が移っていった感じだけど、
それはまた別のブログで。
といったところで、本日のブログは手仕舞い。