第71期王座戦開幕【永瀬拓矢王座-藤井聡太竜王・名人】

トレード雑記第314弾、

 

第71期王座戦開幕【永瀬拓矢王座-藤井聡太竜王・名人】

藤井聡太竜王名人(正式に書けば竜王・名人)が8つあるタイトルの7つを制覇して、

いよいよ最後のひとつとなった王座に挑戦する第71期王座戦が8月31日に開幕。

 

主人公は、もちろん史上初の八冠制覇を目指す藤井竜王名人。

 

最強の挑戦者を迎えるのは、

王座のタイトルを4連覇している永瀬拓矢王座。

 

今期防衛して5連覇となれば名誉王座(永世称号)の資格を獲得。

 

メディア等の雰囲気としては、

どうしても藤井竜王名人がメインとなってしまうんだけれど・・・。

 

藤井竜王名人の八冠制覇を観たいと思いつつ、

永瀬王座の防衛、初めての藤井竜王名人の挑戦失敗を観てみたいとも思う複雑な気持ち。

 

藤井竜王名人は、

史上5人目の中学生棋士、

デビュー29連勝、一般棋戦優勝、タイトル戦挑戦、奪取、

それ移行、タイトル戦の勝率100%(奪取と防衛しかしていない)、

大物ルーキーがそのまま第一人者となり、もはやラスボス状態。

 

永瀬王座は、

17歳でデビュー、叡王(1期)、王座(4期)の現役トップ棋士。

四段当時は出場資格のあった「白瀧あゆみ杯争奪戦」(女流トーナメント)で、

なんと優勝するという変わった経験もあったりします。

 

少し前に将棋界四天王と表現されていた渡辺、豊島、永瀬、藤井のうち、

渡辺九段と豊島九段は藤井竜王名人にタイトルをすべて奪われる結果となったので、

文字どおり、永瀬王座が最後の関門といった感じ。

 

本局は、これまで規定されていなかった和服の着用が明文化されたことで、

最近ではスーツでタイトル戦を戦う唯一の棋士だった永瀬王座も和服を着用しなければいけないし、

振り駒では、先手番で勝率90%超の藤井竜王名人が先手番となるなど、始まる段階で負けそうな雰囲気。

 

それでも、結果はご存じのとおり、永瀬拓矢王座が先勝。

(アイキャッチ画像は、終局直後のABEMAの様子)

 

将棋の内容は、とんでもなく高度で、

わたしにはチンプンカンプンでしたが、

両者のあいだで揺れ動く評価値、渡辺九段の解説など、

見応え十分の一局となりました。

 

ちなみに、わたしは、両対局者の入室時に、

なんとなく永瀬王座が勝つのでは・・・、という予感がしました。

 

理由は単純。

 

一般的に、タイトル戦では挑戦者が先に入室して下座に着座、

タイトルホルダーが後から入室することがほとんどだと思うのですが、

今回、先に入室したのが永瀬王座。

 

並々ならぬ気迫を感じた次第。

 

一方で、

入室の順番なんて、そんなことどうでもいいでしょう程度の慣習やしきたりですが、

そういったものに精通しているのが藤井竜王名人なので、初戦は気合い負けかなぁと。

 

ジンクスやオカルト100%ですが、

古い将棋ファンなので、そんなところにも注目していたりします。

 

9月12日の第2局、

どちらが先に入室するか、

些細なところに興味を持ってしまいます。

 

永瀬拓矢名誉王座なるか、

藤井聡太八冠制覇なるか。

 

といったところで、本日のブログは手仕舞い。

 

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