日本代表3月メンバー発表-長友復帰・伊東選外!

トレード雑記第395弾、

 

日本代表3月メンバー発表-長友復帰・伊東選外!

W杯2次予選となる北朝鮮代表戦(3/21・26のホーム&アウェー)のメンバーが発表されました。

 

ほぼほぼ想定どおりでしたが、

いくつかサプライズというか森保監督のメッセージが込められていました。

 

今後の日本代表の選出にも大きく関わってきそうな点について、

この機会にブログとして書き記しておきたいと思います。

 

1.長友佑都の復帰理由

2.鈴木彩艶の継続招集

3.伊東純也の選外理由

 

 

1.長友佑都の復帰理由

今回の招集で一番のいいサプライズは37歳になった長友の再招集。

 

前回W杯で実質代表引退と思われていましたが、

W杯から1年3ヶ月振りの代表復帰となりました。

 

森保監督の選出理由は、

「ピッチ内外で存在感を発揮してもらえればと思っています」

「しかしながら、まずはプレーヤーとして、選んだということを伝えたい」

とのこと。

 

ベテランDFへの最高の賛辞であるとともに、

チームの精神的支柱、ムードメーカーとしての役割が期待されている感じ。

 

また長友の特徴として知られている、

「無尽蔵のスタミナ」「粘り強い守備」「ケガをしない体幹」

については、今後の代表招集の際の基準となり得るかもしれません。

 

さすがに全盛期と比較すれば、スタミナや守備強度は衰えているでしょうし、

スピード溢れるプレーを期待することは困難ですが、ケガをしない体幹は貴重です。

 

現在、ケガ・故障離脱が多い日本代表(サッカー界全体の問題でもある)にあって、

「ケガをしない」フィジカルを作ることの大切さは年々増していると考えられます。

 

将来的に代表コーチや監督を担うかもしれない長友の経験は、

現在の代表選手にとって極めて貴重なお手本となるはずです。

 

わたし自身、長友の代表復帰はかなり驚きましたが、

よくよく考えてみると、精神的にも肉体的にもそうですし、

ベテランが抜けた日本代表で「頭の上がらない兄ちゃん」の復帰は、

とても良い刺激となるのではないでしょうか。

 

また、極論を書けば、

ケガの多い三笘薫や冨安健洋が次回W杯から外れて、

代わりに長友が5回目のW杯出場となるかもしれません。

 

これまで大胆な世代交代を進めてきたなかでの長友復帰は、

今回選出されたメンバーはもちろん選出外のメンバーに対しても、

大きなメッセージとなっています。

 

それでも、今回の長友復帰は、

恒久的というよりはスポット的な再招集でしょうから、

DF陣の選手層の薄さ(ケガの多さを含む)が露呈したとも言えます。

 

気が早いですが、次(6月予定)の招集メンバーがどうなるか、

今回と同等以上に注目されることになります。

 

2.鈴木彩艶の継続招集

アジアカップで大批判を浴びたGKですが、

今回のW杯2次予選でも継続して招集されました。

 

わたし自身は、中村航輔やシュミット・ダニエルなどが招集されて、

鈴木彩艶はいったん招集外となって、U-23に集中するイメージだったのですが。

 

森保監督の意図としては、

彩艶の育成を継続しておこなうというメッセージなのだと思います。

 

現状において彩艶が不動の正GKではないので、

出場があるのかどうかについてはわかりませんが、

チームに帯同する以上はさらなる成長に繋げてほしいと思います。

 

3.伊東純也の選外理由

正直なところ、伊東の選出外は予想どおりで驚きはありませんでした。

 

すでに伊東のトラブル関連のブログは書いていますので、

詳細な気持ちはそちらを一読いただけましたら幸いです。

 

☆過去ブログ

1.ベスト8進出!!!【おまけ】伊東純也の件(2024年2月2日公開。伊東が逆告訴をした時期)

2.サッカー日本代表の招集基準-伊東純也は招集されるのか!?(同3月8日公開。伊東が民事訴訟した時期)

 

現状、いずれの刑事告訴(女性側→伊東側、伊東側→女性側)についても、

民事訴訟(伊東側→女性側)についても、その後に進展があったという報道はされていません。

 

このような状況が続いているなかでは、

次のひとつ、もしくは複数をクリアしなければ伊東の代表復帰は困難だと感じます。

 

言い換えると、クリアできれば早期の代表復帰もあり得ると思います。

 

伊東純也自身により記者会見で当日の行動を説明する

たとえば当日は試合でケガをしたので治療以外で一切外出していない(≒女性と出会っていない)と、

本人自身が会見すれば、日本代表招集への疑惑はいったん晴れます。

 

あるいは、外出はした→女性と出会った→ホテルに行った→行為はしていない、など、

どこまでが事実でどこからが虚実なのか、明らかにすることでひとつの区切りにはなります。

(内容によっては、代表招集やスポンサー契約はやっぱりNGとなる可能性もあります)

 

告訴等が進んでいるので「会見は出来ないんだ」、

という状況であれば、致し方ない部分もありますが、

直接本人の口から状況説明をしないと、なかなか代表招集は難しいのではないでしょうか。

 

チームや監督、協会やスポンサーなど関係者へ謝罪する

一部の過激な伊東ファンは、「協会が伊東を守らない」「スポンサーが圧力をかけている」、

「もし無罪であれば伊東に土下座して謝罪しろ!」みたいな意見が散見されますが・・・。

 

むしろ逆です。

 

土下座する必要はまったくありませんし、

公の場所で協会やスポンサーにまで謝罪はやり過ぎ感がありますが、

今回の騒動によってチームや監督に迷惑をかけた事実は揺るぎようがないので、

その点について伊東自身からの謝罪は必要になると感じます。

 

なお謝罪を会見というかたちで公開でおこなうか、

関係者のみの非公開でおこなうかは、ある種のメディア対策なので、

適切な方法を協議すればいいのではないでしょうか。

 

わたしは少数派かもしれませんが、

伊東は何ひとつ悪くなくて、協会やスポンサーが悪い・おかしい、

という論調には正直まったくついていけません。

 

法律上のお話ではなく、

代表選手としての行動のお話として、

反省すべきところはしっかり反省して、

メディア向けのパフォーマンスを含めて関係者への謝罪をして、

そのうえで再出発を宣言する、くらいの発言があってもいいかな、

というのが伊東純也に対する率直な感想です。

 

捜査や訴訟が、伊東純也に有利な結果となる

当然ですが、伊東に不利な、つまり犯罪性が認められると議論の余地はありません。

 

捜査や訴訟の進展を見守るしかありませんが、

伊東の主張が全面的に認められることが理想となります。

 

まとめると、

①法律の問題ではなく代表選手としての行動に責任を持つ(反省が必要であれば反省する)

②代表チームの選手や監督等に迷惑をかけた事実を認め、真摯に謝罪をおこなう

③捜査や訴訟において、法律上の「無罪」(≒無実・不起訴など)を勝ち取る

のいずれか、

またはすべてが再招集の条件となってくるのではないでしょうか。

 

そういう意味では、

①②が③の後になる場合、数年単位で代表から遠ざかる可能性もあります。

 

そうなると・・・、

先日のブログで書いた「相対評価」(≒久保や堂安への世代交代)の観点から、

実質的に伊東純也は日本代表からの引退ということになりかねません。

 

だからこそ、

①の会見を開くことがベターだと思うのですが・・・。

 

サッカーファンのひとりとして、

結局のところ、外出したの、出会ったの、ホテル行ったの、

はっきり否定してくれ!!!

と、そう思わずにはいられません。

 

同時に、

一部の伊東ファン、サッカーファンが暴走すればするほど、

伊東本人の代表復帰の足かせとなってしまいそうな感覚になります。

 

現状において、森保監督が選出外の理由として、

「純也に関しては一言で言うと彼を守るために招集しないという判断」

さらには取材などによる「(伊東の)家族への影響」まで踏み込んで発言しているので、

その言葉そのままに、それ以上でもそれ以下でもないのだと思います。

 

いずれにしても、

今後の日本代表の招集基準を考えると、

これまでよりケガに強いタフネスさと、

トラブルにならない行動が求められそうです。

 

といったところで、本日のブログは手仕舞い。

 

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