Mリーグ2023-24シーズンまとめ!

トレード雑記第423弾、

 

Mリーグ2023-24シーズンまとめ!

先週金曜日(5/17)にファイナル最終戦が終了しました。

 

終わってみると、U-NEXT Piratesの完勝、

レギュラーシーズン、セミファイナル、ファイナル、

すべて1位で通過となる史上初の完全優勝を達成しました!

 

特にファイナルは圧巻で、

大きなリードがあったとはいえ、

4名の選手で順番に均等回数を登板、

そのうえで全員がプラスでのフィニッシュ!!!

 

ぶっちゃけファイナル初日に、

ポストシーズン絶不調の瑞原明奈プロ、

ここ2年不調の小林剛プロのリレーで開幕する信頼の采配。

 

その後も、前述のとおり、4名で順番に登板するスタイルを最終日まで継続。

 

最後は、加入2年目となる鈴木優プロ、仲林圭プロのリレーで完走。

 

まぁ、最終戦の仲林プロのオーラスは、いろいろあったけど。

 

今シーズンを振り返ると、

7~9位はすでに以前のブログで言及したので割愛するとして、

まずはセミファイナルで脱落した5位:渋谷ABEMAS、6位:KONAMI麻雀格闘倶楽部。

 

両チームの共通点は、

偏った選手登板が目立ったこと。

 

体調やチーム事情、

個人タイトルの兼ね合いがあったとはいえ、

多井隆晴プロや伊達朱里紗プロのわかりやすい温存策??

 

Mリーグ箱推しのファンであるわたしとしては、

ある程度は均等に出場してほしいなぁと思う次第。

 

だからこそ、今シーズンのパイレーツの優勝は、

当然というか、そうあってほしいという理想形のひとつかもしれない。

 

そしてファイナルの4チーム。

 

4位は、EX風林火山。

 

セミファイナルでは二階堂亜樹プロの大躍進で2位スタートとなったけれど、

ある意味では息切れ感もあって最終的には4位でフィニッシュ。

 

それぞれの選手の「調子の波」が大きかったように感じた次第。

 

昨シーズンまでの勝又健志プロと松ヶ瀬隆弥プロの安定感がなかったかなぁと。

 

3位は、KADOKAWAサクラナイツ。

 

大人気チームだと思うけど・・・、

わたし個人はあまり好きになれないチームのひとつ。

 

なんか、ノリが軽いんよね、いつも。

 

特に今シーズン目立ったのが、

リーダーである内川幸太郎プロを、

イジリというかないがしろにしているというか、

尊敬の念があってのお互いへの厳しい意見というより、

なんか小馬鹿にしている感じの嫌~な気持ちになるんよなぁ、なんとなくだけど。

 

まぁ、ファイナル初日、

内川幸太郎プロの誕生日、

控え室にはいるものの・・・、登板なし。

 

理由はいろいろあるんだろうけれど、

こういうのは、お祝い・ご祝儀的な登板で良かったと思うんだけど。

 

2位は、赤坂ドリブンズ。

 

今シーズン2名の選手入替を経て、久しぶりのファイナル。

 

園田賢プロの一人舞台、

みたいな感じがあったので、

来シーズンは4名全員の活躍が求められるところ。

 

そのあたりが優勝したパイレーツとの違いなんだと感じます。

 

シーズン全体としては、

パイレーツの安定感をヒシヒシと感じたのはもちろんだけど、

来シーズンは新チーム加入とか選手入替とかあるんだろうか、という感じ。

 

そろそろマンネリ化の波が押し寄せてきそう。

 

来シーズンは、また新しい気持ちで観戦したいし、

チーム2年目となるBEASTJapanextの躍進に期待したい。

 

おまけ.仲林プロのファイナル最終戦のオーラス

今シーズンの最後の最後で物議を醸したやつ。

 

チーム優勝はゆるぎない状況で、

最終戦2着目の仲林プロが、オーラスに聴牌したものの、

当たり牌を出した3着目の堀慎吾プロ(サクラナイツ)から和了らず。

 

その後、横移動・脇決着で終局となったんだけど、

堀プロが同団体の先輩だから忖度したのか、みたいな話になったわけ。

 

和了る必要のない局面だから、

ロンする必要性はゼロなんだけど。

 

それなら聴牌を組まなければ良かったのに、というやつ。

 

SNS等では、

極論で「オール自摸ぎり」「配牌オリ」みたいな意見もあったけど、

わたし個人の意見は、イーシャンテンで抜く(=降りる)選択が「美しい」「かっこいい」打牌選択。

 

トップ目の園田プロなら和了したの、

ラス目の勝又プロからなら和了したの、

自摸ってきたら和了したの、って言えば、

すべてNo、和了しないと回答すると思う。

 

それが最終戦で優勝確定の選手の「普通」の選択。

 

だからこそ、

聴牌するなら和了、

和了する気がないなら、その一歩手前で降りる、という選択はなかったのか。

 

仲林プロの聴牌、和了する「上手さ」「強さ」は定評があるからこそ、

もっとかっこいい終わらせ方があったんじゃないかなぁ、という感じ。

 

おまけ2.麻雀の「上手さ」「強さ」「美しさ」

以前も似たような内容でブログを書いたけれど。

 

わたしは雀力を3つの要素に分類していて、

それが「上手さ」「強さ」「美しさ」の3つ。

 

簡単に触れるとこんな感じ。

 

上手さ:麻雀AI、牌効率、期待値など最善手を追求する打牌選択

強さ:必ずしも「上手くはない」けれど「かけひき」として勝ちに結びつける打牌選択

美しさ:手組み、所作、表情、立ち居振る舞いなど、魅せる打牌選択

 

上手さは、プロアマ問わず、誰にでも追求できる要素。

 

強さは、公式試合に出場するプロに求められる要素。

 

美しさは、プロのなかでもトッププロに求められる放送対局などでの魅せ方。

 

さきほどの仲林プロのやつだと、

上手さと強さは申し分ないけれど、美しくないなぁ・・・、みたいな感じ。

 

結局、変な議論を呼んでしまった仲林プロも美しくないし、

見逃してもらった堀プロもある意味では巻き添えの悲しさ。

 

たとえば、多井隆晴プロなら「配牌オリ」の選択もありで、

それが自身に求められているブランディングとしての打牌選択だから。

 

また、鈴木たろうプロなら「リーチ」を掛けたかも、という感じで、

それもまた、たろうプロに求められている「ゼウスの選択」だから。

 

「〇〇ならこう打つよね!」「うわぁ~△△らしい打牌選択!!」

みたいな感じの「魅せる麻雀」がトッププロの要件のひとつだと思う。

 

来シーズンへの期待も込めて、

上手い強いは申し分のない仲林プロだからこそ、

ぜひとも美しさを兼ね備えたトッププロになってほしい。

 

といったところで、本日のブログは手仕舞い。

 

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