麻雀村の村おこし「叱り役」不在のモヤモヤ感
トレード雑記第349弾、
麻雀村の村おこし「叱り役」不在のモヤモヤ感
いつもながら話題に事欠かない麻雀村のお話ですが、
今回は「割とわかりやすい」ヒヤリとする事例をご紹介。
麻雀村の常識と外の世界の非常識については過去のふたつのブログを参照。
麻雀村の村おこし「この熱狂を外へ」の先にあるもの(2023年11月6日公開)
今回は、
今週前半の話題をさらった、
宿泊先ホテルで複数の麻雀プロによる騒音騒動について。
経緯は単純。
宿泊先ビジネスホテルのシングルルームに、
22時頃から24時を過ぎた時間帯まで、
20~50代の麻雀プロが最大で8名集合して、
ゲームやトークをしながらYouTube配信をしていたら、
ホテルから内線電話で騒音の注意を受けたというもの。
文字に起こすと擁護のしようがないというか、
「アホだなぁ」としかいいようがないやつ。
一歩間違えれば、
迷惑系YouTuberと変わらない。
とはいえ、
ホテルの備品を壊したとか、
宿泊客とトラブルになってケガをさせたとか、
そういうものではない。
参加者は「ごめんなさい」「次から気をつけます」で終わりそう。
と、思っていたら、参加者が反応する前に、
今回のYouTubeをXで拡散する人が出てきて(←これが騒動の発端)、
それに対して「無理筋な擁護」をする人が出てきて(←これが騒動の拡大)、
結局は数日後に当該YouTubeを削除して騒ぎは終了(?)した感じ。
今回の件そのものはさほど大きな問題ではないけれど、
こういう小さな問題が蓄積されていくと、どこかで爆発しそう。
それと、あえてやっているのだろうけれど、
無理筋な擁護はしない方がいいように思う。
たとえば、
①アンチが(男女で宿泊先からの深夜配信に)嫉妬して通報しただけ
②馬鹿騒ぎは主観的な表現だからアンチが話を大きくしているだけ
③参加者の誕生日に合わせたサプライズパーティーだから
などなど。
①は麻雀プロを妄信している信者に近い感覚、
②は某YouTuberがコンビニ前でタムロして騒動になったのと近い感覚、
③はそれは参加する側の論理で他の宿泊客には関係ないよねというやつ。
最近なんとなく思うのだけれど、
こういう場合の「叱り役」っているよなぁと。
若手女流プロが騒動に噛みついていたけれど、
ああいう逆上したヒステリックなやつではなくて。
それなりの立場の人が、
「麻雀プロである前にひとりの社会人として言語道断」
みたいな感じで、ビシッと𠮟りつけて終息を図る感じ。
ここで「それなりの立場の人」は、
麻雀村での顔役、みたいな感覚。
たとえば黒木真生プロのような人。
いつもすごく優しい黒木プロがビシッと言えば、
それだけで批判の声はたちまち消え去ると思う。
逆に微妙な発言をしていると、
擁護派、批判派、そのどちらにもいる過激派(≒変な人たち)が湧いてきて、
結局よくわからない騒動に発展して、まともな人からそっと離れていく感じ。
ちなみに、上記表現には、
「処分」みたいな話には一切言及していないので、
それはしかるべき人・組織がしかるべきタイミングで、
しかるべき内容でやればいいので、顔役とは関係のない話。
黒木プロ以外だと、
「叱り役」をできそうな人の顔がパッと思いつかない。
会長・代表レベルだと発言が重過ぎるし、
Mリーガーなど選手の立場の人も言いにくいだろうし。
(両方の要素がある多井プロも立場的に難しいと思う)
だからこそ黒木プロの発言(≒Xの発信)には、
多くの人から注目されて期待されているのだと思う。
(わたしもすごく期待している)
もちろん、実際にはしっかりと注意をする人がいるのだろうけれど、
上手い具合に表(≒SNS)での叱り役が求められているように感じる。
すごく嫌な役回りだけれど、
「叱り役」を誰かが担わないと、
どこかで大きなトラブルに発展しそう、
というのは以前から感じているところ。
そういえば・・・、
前述した某YouTuberのスローガンが「地元ノリを全国へ」だったので、
麻雀村の「熱狂を外へ」と似ている部分があると言えばある・・・。
悪ノリが過ぎると上手くいくものも上手くいかない。
外の世界の常識を受容できる麻雀村であってほしい
あらためてそう感じる次第。
といったところで、本日のブログは手仕舞い。