相対評価を意識する(2)

トレード雑記第122弾、

 

相対評価を意識する(2)

前回の雑記第121弾「バスケットボール」ネタに、

反響がたくさんありましたので、相対評価シリーズ。

(たぶん、第3回で終わりだけど)

 

今回は、麻雀ネタ。

 

Mリーグ2021-2022シーズンも終了しました。

 

レギュラーシーズンで大差(敗退したチームが大きく沈んでいた)だったこともあって、

ファイナルシーズンを戦う4チームのポイント差が相対的に小さくて、

最終日の最終対局で勝ったチームが優勝という手に汗握る展開となりました。

 

来シーズンは、また選手の入れ替えなどがあるようですので、

新しい選手、新しいチームでのMリーグを期待したいです。

 

さて、あらためて「相対評価を意識する」という意味では、

4人対戦ゲームである麻雀は、すごくいい題材だと思います。

 

自分視点に加えて、

客観的な視点、麻雀では4人全員の手牌を見渡すいわゆる神視点を、

併せて考えたいと思います。

 

最後に、トレードの視点についての共通点を考えていきます。

 

1.配牌が「いいとき~!」

麻雀は、最初に配牌(13牌+1牌)14枚からスタートするわけですが、

「めちゃくちゃ配牌がいい!!!」って感じることもたまにあります。

 

たとえば、

12枚が「萬子」でそろっているとか!

 

マンガみたいな話ですが、

あくまでたとえばの例ですw

 

こういうとき、

わたしだったら有頂天になって、

すぐに染めにいきます(=萬子ばかりを集める)。

 

で、いらない字牌を捨てた時に・・・、

 

ロン!!!

 

ゑ???

 

字一色・大三元

 

・・・。

 

マンガみたいな話ですが、

あくまでたとえばの例ですw(2回目)

 

2.自分の配牌がいいときは?

すごく大切な視点ですが、

自分の配牌がいいときに、残りの対局者の配牌は大きく3種類です。

 

①配牌が悪い・・・バラバラの状態

②配牌は普通・・・そこそこの状態

③配牌がいい・・・いい意味で偏っている状態

 

ほとんどの場合は、①か②であることは間違いないのですが、

さきほどの例のように、自分に「萬子」が多い≒偏っているということは、

相手に別の色(索子や筒子、字牌)が多い(≒偏っている)可能性も捨てきれないわけ。

 

結局、自分の配牌は「相対評価」でしか評価できないし、

相手の配牌は見えないわけだから、「牌の偏り」は意識しておく必要があります。

 

すでに書いたように、

わたしの場合は、有頂天になってすぐに放銃しちゃうわけですが。

 

3.手牌がいいときほど放銃・・・

結局、配牌やそのあとの自摸が効いて、

手牌が良くなったときほど放銃します。

 

わたしの麻雀のレベルは、初級~中級のあいだくらいだと思いますが、

勝負にのめりこむと、どうしても押し引きのバランスが崩れます。

 

変に自分の手牌を過信して猪突猛進したり、

出来もしないテクニック(≒ウマぶり)を駆使しようとして裏目ったり。

 

4.視聴者視点での評価は難しい

自分の配牌がいいときには、

ほんの少しでも「相手の配牌の方が、よりいいかも!?」

と相対評価を意識することが大切になってくると思います。

 

また、同時に、いわゆる「Mリーグ」など麻雀番組では、

対局者4名の配牌が視聴者にはオープンになっていますので、

「誰の配牌がいい、悪い」という相対評価を、高精度に導き出すことができます。

 

そりゃぁそうでしょ、って言われればそれまでですが、

その条件(視聴者視点)から導き出される「この配牌なら誰が打っても勝てる!」的な感想は、

結果を見てから「あーだーこーだ」言っている感じになるので、

実際に対局している人の視点にたてば「そんなに簡単ではないはず」となります。

 

特に一流のプロ同士の対局だと、

自分にいい配牌だと、相手にもいい配牌がきている可能性がある、

と考えながら打牌選択をするので、そのあたりの心理戦こそ見どころのひとつです。

 

条件がいいときほど爆損

このような麻雀における手牌の相対評価の考え方は、

トレードにおいても援用できそうです。

 

たとえば、爆損するときのパターンは何種類かありますが、

あえて共通項を書けば「条件がいいとき」です。(←わたし調べ)

 

さらに付け加えると、

条件が良く見えるときに、良過ぎるくらいに感じるときこそ、

その条件を過信して大きな勝負をしてしまうわけです。

 

そして、その条件がひとつ否定されても、

ほかの条件が残っていたりすると「謎握力」&or「ナンピン」でドツボにw

 

今日はダメだな、

こんな地合いだし、やることないな、というときは、

負けることはあっても不思議と爆損はしません。

 

今日はいけそうだ、

地合いもいいし、監視銘柄も絶好調だ、というときに、

タッカイトコロデエントリーシテ、

ストップヤスフキンマデオツキアイスルンダヨw

 


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2件のコメント

  • こんばんは。

    麻雀はいかに放銃しないかを極めるのが
    上級者であるように、
    トレードではいかに負けを減らせるか、
    通ずるものがありますよね。

    どちらも奥が深いです!
    連休を思う存分楽しまれて下さいね。

    • お疲れ様です、
      返信遅くなりまして申し訳ありません。

      ですです!

      麻雀もトレードも、安定した成績を残すためには、
      放銃しないことが大切なんだなぁって思います。

      麻雀だとそこそこできるのは・・・、
      お金がかかっていないからですねwww

      アカギとか、
      そういう系統のギャンブル漫画をみていても、
      自分なら絶対無理って思いますもの。

      どこかで大勝負を賭けないといけないんでしょうね、
      そして勝ちを引き当てる豪運があると、一皮むけるのかもしれません。

      アラフィフさんの、
      TTwitterにあったお料理&散策、
      めちゃめちゃいいリフレッシュになりますね、
      十分に楽しんでください!!

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