チーム戦の魅力-Mリーグ注目選手紹介
トレード雑記第162弾、
チーム戦の魅力-Mリーグ注目選手紹介
つい先日、日程が発表されましたが、
いよいよ10月から2022-23シーズンのMリーグが開幕します。
そこでMリーグの注目選手をわたしなりにご紹介する・・・、
予定のブログネタはかなり前から書いていたのですが、
月曜日(8/29)の神域リーグが衝撃的な内容となったので、
ブログ前半は神域リーグのお話、後半にMリーグのお話となります。
ちなみに、書きたい内容は、実は同じだったりします。
そのあたりを今回のブログタイトルに込めたつもりです、
最後にトレードについても同じ論点で書いてみたいと思います。
神域リーグでの衝撃と疑問
以前も紹介したので詳細は割愛しますが、
「神域リーグ」はオンライン麻雀ゲーム「雀魂」を活用した麻雀大会です。
監督兼選手のプロ1名とブイチューバー(Vtuber)3名の4名1チーム、
4チーム16名によるリーグ戦(全30試合)で優勝を競います。
(5月~9月の期間で10日間、1~2週間に1回のペースで開催、1日の試合数は3試合)
各選手の出場回数はあらかじめ設定されていて、
そのなかであればいつ出場しても構わないというルールになっています。
で、衝撃的な内容となったのが、第25-27試合(8/29)、
満を持して登場・・・、したはずの多井隆晴プロが、3連闘で3連続ラス・・・。
実況・解説も絶句、ファンはもちろんアンチすらも言葉を失う感じで、
ある意味での放送事故となってしまいました。
ここで重要なポイントは、
選手としての多井プロの打牌については、何も言うことはありません。
人気、実力、実績を兼ね備えたトッププロの判断ですから。
ただし、監督としての多井プロの采配については疑問が残ります。
わたし自身、多井プロのファンだけど、ファンだからこそ、
トッププロが同情されたら終わりだと思うので、厳しい意見を。
先ほども書いたように、選手の出場回数は確定していますので、
その順番(オーダー)を決めることが采配の妙技です。
むしろ、その点にしか監督の采配と呼べる采配がありません。
(練習方針など舞台裏での指導、鼓舞などを除く)
試合が始まると完全に選手に委任した状態となるので、
途中でアドバイスはできません。
将棋などではよくあるんだけど、
「対局を一時ストップして次の一手をアドバイスする権利」
みたいなやつは一切ありません。
だからこそオーダー決めに注目が集まりますし、
次は誰が出てくるんだろう、とか、選手同士の相性はあるのかな、とか、
ドキドキワクワクだったりします。
そんななかで監督としての多井プロの采配は、
第25-27試合を自身が三連闘するというもの。
最終日(第28-30試合)はVtuber3名の出場が事前に確定していますので、
実質最終日に「三連闘して(チームにとって一番いい形で)得点を調整する」という戦略です。
ちなみに第25-27試合に多井プロが三連闘することは、
出場回数が確定している≒残り出場回数を算出できるため、
第24試合終了時点(8/19)で判明していたわけです。
経験豊富な多井プロならではの戦略だと思うのですが、
わからなくもないかな、実績十分だし、多井さんならなんとかしてくれるだろう、
多井さんで仮に負けても仕方がないよね、という感じで、正直微妙な空気になります。
仮に三連続トップをとっても、チーム戦というより個人戦みたい、というモヤモヤが残りますし、
今回のように三連続ラスだと、ファンもアンチも絶句するレベルの放送事故になっちゃうわけです。
そして、結果は完全な裏目となってしまったわけで、
かなり厳しいながらも優勝のチャンスが残っていたチームをボロボロにして、
リーグ全体をもぶち壊してしまったわけですね、残念な書き方ですが・・・。
繰り返しますが、
多井隆晴プロが麻雀のトッププロであることは疑いようもありませんし、
選手としての力量にケチをつける人もいないと思います。
思いますが、「監督」としてはかならずしもトップではありませんし、
ご自身が監督となって選手4名で「1+1+1+1=4」みたいな考え方だと、
この先もチーム戦で優勝をつかみ取ることは厳しいのかもしれません。
「仲間」をすごく大切にする多井プロだからこそ、
監督という立場は向いていないのかも・・・。
Mリーグ注目選手紹介
なんか暗い気持ちになってしまいましたが、
本来ブログで公開する予定だった来季Mリーグの注目選手紹介。
ずばり・・・、
わたしが注目しているのは・・・、
内川幸太郎選手(KADOKAWAサクラナイツ)
このブログでは初登場の麻雀プロ。
Mリーグのなかでは「正統派イケメン」ですが、
積極的に前に出て目立つタイプではないので、地味な存在だったりします。
たとえるならば、陵南の魚住です。
バスケットボール漫画『SLAM DUNK』(井上雄彦)の登場人物で、
ライバル高校(陵南高校)の主将、魚住純(うおずみじゅん)。
アイキャッチ画像の4番の選手。
ポイントゲッター仙道をはじめキャラの濃い選手たちをまとめ上げる、
「縁の下の力持ち」的な泥臭いタイプの主将です。
内川選手は2019年のドラフトでサクラナイツから第1順指名、つまり主将。
以降、チームを常にファイナルシリーズ(上位4チーム)に導くとともに、
2021-22シーズンには優勝の栄冠に輝きました。
Mリーグ最年長の沢崎誠選手(病気入院もあって2021-22シーズンで契約終了)、
同最年少の岡田紗佳選手、ポイントゲッターの堀慎吾選手、というキャラの濃い選手をまとめ上げて、
チームとしても個人としても安定した成績を残しているわけです。
それほど目立っていないけれど、もの凄い功績だと思う。
まぁ、キャプテンというと、
先ほど紹介した多井隆晴プロ(渋谷ABEMAS)や、
小林剛プロ(U-NEXT Pirates)のイメージが強いですが、
内川幸太郎プロもまた両者とは異なるタイプのキャプテンとして、
注目の選手だと思います。
沢崎選手の契約終了にともない、新たに渋川難波プロが選手として加入しますが、
渋川プロもまたキャラの濃い人なので、ますます内川主将は地味な存在に・・・。
それでも、個人戦の集合体が必ずしもチーム戦ではないという意味では、
2022-23シーズンは内川幸太郎選手の活躍、キャプテンシーに注目です。
そして、多井プロを見ていると・・・、
翔陽の藤真にその姿がかぶってしまうときがあります。
こちらも『SLAM DUNK』の登場人物。
監督不在の翔陽高校で監督兼選手として、
選手に専念できなかったために敗北するチームの主将。
先日の神域リーグでの残酷な三連闘三連続ラスも衝撃でしたが、
Mリーグでも似たような展開が少なくないような気がしています。
どうしても藤田晋監督が現場に帯同することが難しいわけですから、
たとえば監督代行を設置するなどしてもいいのかもしれません。
選手・多井隆晴に専念できていない感じが、
見ていて悲しくなるときがあります・・・。
もしかすると、渋谷ABEMASが優勝できない要因のひとつには、
そういったところがあるのではないかと考えてしまいます。
チームでトレードするのであれば
最後に、株式投資・トレードは、
一人で自宅パソコンに向かって孤独な世界だと言われたりします。
だからこそセミナーやスクールが人気になったりします。
(一定数の詐欺があるため、懐疑的な人もいれば、極端な否定派も存在します)
政府の方針やコロナの影響がひと段落すると、
ますますセミナーやスクールが活況になることが予想されます。
そういったところに参加するうえでの大切なポイントは、たったひとつ。
個人の総和以上の便益があるかどうか?
これまで書いてきたとおりですが、
「1+1+1+1=4」であれば個人戦で十分だと思います。
セミナーやスクールに参加して、トレード仲間を作って、
チームでやるのであれば、煩わしい(かもしれない)人間関係、
他の参加していない人たちからの嫉妬や中傷など、
ある程度予想できるマイナス要素を加味しても、
それでもなお便益の方が大きいことが大切だと思います。
といったところで、本日のブログは手仕舞い。
お疲れ様です。
麻雀のチーム戦、
私にはなかなかしっくりこない部分があります。
昭和のおっさんとしては、
個人で自分の技量と運をぶつけ合うことが麻雀っぽい感じがしてw
すうさんがブログ記事に取り上げられるということは
やはり面白いんでしょうね。
食わず嫌いせずに、今度見てみようかと思います。
最近はトレードのストレス溜まりすぎて、
動物系の動画に癒しを求めて
かなり偏ったプログラム視聴をしていたようです。
YouTubeのおすすめがほとんど
動物、車、ウェザーニュース切り抜きですからw
新しいものに興味を示さないのは、
年取った証拠ですかねw
週明け台風が来そうなので、
お気を付けくださいね。
良い週末をお過ごしください♪
お疲れ様です!
すごくわかります、わたしも個人戦が麻雀だと思っています。
ただ、ドラマというか逆転劇はチーム戦の方が生まれやすいので、
エンタメ性を考えると、さらには「見る」ことを主眼に置くとチーム戦の方が盛り上がります。
そして、肌感覚ですが、
Mリーグ4年間の優勝チームは「チームで戦う」選択を採用している感じです。
個人戦×4名みたいな感じのチームは残念ながら優勝できていません。
(あくまでもざっくりとした肌感覚です)
そういう意味でもチーム戦は個人戦とはまた違う面白さがあると思います。
ちなみにわたしもYouTubeは、
音楽、料理、動物、麻雀、将棋に偏っていますw
(たまにアニメとか見始めたら一週間おすすめがアニメばかりにw)
台風大変ですよね、
お互い気をつけて週末を過ごしましょう!
毎々読み応え凄いお話を有難うございます。コメ欄のアラフィフ様との会話も楽しく読ませて頂いております。
僕は脳のキャパが極端に小さいので、「Mリーグ」麻雀やゲームなどをネットで観戦した事が無く、テレビで将棋や囲碁対局(NHK2c日曜日)を見る程度です(^^) 麻雀も含めてスポーツ競技も株も競馬や競艇なども見るだけですが大好きなのですが、そんな僕にとって今年の夏の甲子園大会で仙台育英高校の優勝は感激だけしかありませんでした! 107年も(春も夏もで、都合200余年も)勝てなかった東北地方が、なっ、なっ、何と! 初優勝とは⁉ そこで、すう様の「監督の多井プロの采配・・・」観のお考えに感じ入ってしまった次第です。「名選手 必ずしも名監督ならず」
と言いますが、仙台育英高校の若き監督は、自身はレギュラーになれず補欠の補欠だったとか。。。
「対局一時ストップしてアドバイス」の一文も拡大すると、将棋などのプロ対局で、トイレに行ってAIにスマホなどで次の一手を・・・なんてカンニング??? 麻雀ゲームはわかりませんが(^^) 「偶然のゆえい」に自分の今日のツキを賭けて「さあっ! どっち⁉」とハラハラドキドキするのも麻雀の楽しみかとも僕は思いますが、生活かかってるプロとか株のトレードではそんな事は言ってられませんかもですね。読書の秋もブログを楽しみにさせて頂きます。よろしくお願いいたします。
格さん、
コメントいただきありがとうございます!
そのように言ってもらえるとすごくうれしいです。
わたしも以前はNHK杯と銀河戦(CSのチャンネル)くらいしかみるものがなかったです。
麻雀だとたまにの特番、それも深夜にやっている(終わった後に気づくこともw)感覚でした。
そういう意味では麻雀のイメージは格段に向上しているようですし、
運に左右されるゲーム性と押し引きの戦略は見ていて興奮します。
高校野球は毎年ドラマがありますよね!
仙台育英が優勝した率直な感想は「えっ!?初めてなの???」でした。
昔から強豪校のイメージだったんですけど。
今年の仙台育英は監督の指導方針と生徒の頑張りが見事に一致したんだと思います。
高校野球は指導者で大きく変わりますので、
秋以降、常勝チームをつくれるか、その采配にも注目しています。
同時に、注目され過ぎて生徒がつぶれないような配慮も大切だと考えています。
メディアの報道も正直「持ち上げ過ぎ」な気もしますので、
何かトラブルとかが出ると手のひら返しで叩かれるようなことにならないか心配。
そういった不安はありますが、
選手は高校生ですから、けがをせずに来年も活躍してほしいです!
本当に丁寧なコメントありがとうございました、
こちらこそどうぞよろしくお願いいたします!