断捨離その7‐複数銘柄で一定額の損失を計上したら、その日はトレードしない

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株の断捨離その7

 

複数銘柄で一定額の損失を計上したら、その日はトレードしない

負けまくっていた頃の経験談です。

 

朝から気合いを入れてエントリー!

はい、損切り~!!

 

その後に上昇して悔しくなって、もう一度同じ銘柄に・・・、

みたいな感じで、ひとつの銘柄で何度も負けていました。

 

そこでトレードを終わりにすればいいのに。

 

この負けを別の銘柄で取り返すんだと息巻いては、また損切りの繰り返し。

 

 

気がついたら銘柄ごとの収支は真っ赤、

合計した損失額を見ては真っ青。

 

頭は真っ白、お先は真っ暗、

いろいろな感情が湧いてきて、悲しい色やね・・・。

 

そこまで珍しい出来事ではなくて、

3日に2日はこんな感じで負けていたように記憶しています。

 

ムキになったこともありますし、

どうせまた負けるんだろうと投げやりになったこともあります。

 

とはいえ、さすがにこの繰り返しは精神状態に悪いわけで、

必死になって改善策を模索したときに思い至ったのが今回の断捨離その7です。

 

銘柄数や許容できる損失の金額は人それぞれだと思いますが、

わたしの場合、2銘柄で、それぞれ1万円以上の損失を計上したら、

その日のトレードは強制終了するように設定しました。

 

この断捨離で得られた効果は次の3つです。

 

1.複数銘柄で負けるということは、相場観や手法、銘柄選定などがズレているため、そのままトレードを継続して発生する損失拡大を防止することができる。

 

機会損失の反対みたいなイメージで「機会利益」とでも表現できるかもしれませんが、やってたら失っていたであろう利益です。

ほぼ確実に負けるのであれば、出来るだけ早く諦めた方が次に繋がります。

残酷な言い方ですが、当時のわたしはまさにその状態でした。

 

2.理想の負け額(変な言い方ですが)として、1万円~1万5000円×2銘柄として、最悪3万円までの負けに抑えることができる。

 

残念ながら、現在は扱う銘柄に値がさ株が多くなっていることもあり、一撃5万円とか食らってしまうこともしばしばですが、当時はこの3万円という金額を負けたらそれだけで月間収支のマイナスが確定してしまうような状況でしたので、自分自身の最終ラインを設定したわけです。

 

3.強制終了したいわけではないので、損切りが迅速になり安直に別の銘柄に飛びつかなくなる。

 

そして当時のわたしにとって最も前向きで効果的な変化を実感できた理由がこれです。

 

結局のところ、コツコツ負け&ドカン負けを繰り返すということは、

隣の芝生がよく見えるのと同じで上昇している銘柄に目移りしては高値掴みしてを繰り返していたわけです。

 

一日に5個も10個も銘柄にエントリーするのは勝てるようになってからでいいかなと。

 

現在は、しっかり勝てる(と思っている)銘柄に限定する、

その銘柄で負けて、かつ、ふたつ目の銘柄でも負けるようであれば、

その日の相場と自分は合っていないと考えるようになりました。

2件のコメント

  • 内容もすごく納得感あるのはもちろんなんですが、文章がとても巧いですね。いろんな色のくだりは真似したくなりましたw

    • 青葉さん、
      いつもコメントありがとうございます
      どうぞどうぞ、真似してください!

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