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やる必要のないことをやめる

株の断捨離その14

手仕舞いした後にトレードしない

何種類かパターンがありますが、大きく分類すると３つあります。

１．外出先でも相場が気になってスマホトレード

２．思いのほか予定が早く終了したので帰宅してトレード

３．手仕舞い後の急騰急落銘柄に魅せられて慌ててトレード

１．外出先でも相場が気になってスマホトレード

今年は外出すること自体がめっきり減りましたが、

2019年以前よくあったのが、お昼から外出する予定があったので前場で手仕舞い。

したはずが、外出先でも相場が気になりチラチラとスマホでチェック！！

おや、なんかいい感じで上がりそうだ、とスマホでエントリー・・・。

ほとんど上手くいった記憶がないです。

どうしてもトレードがやりたいという気持ちが前面に出過ぎていたように思います。

前場がマイナスで終わっていたりするとこういったスマホトレードをやりがちです。

パソコンでモニターを見ながらトレードしても勝てないのに、

スマホ１台で勝てるわけがありません。

操作性も勝手が違いますし、誤発注もしばしば。

無理してやる必要のない典型的なトレードだと思います。

２．思いのほか予定が早く終了したので帰宅してトレード

上記の続き、もしくは朝から外出しているときのパターンです。

さすがに外出先ではトレードしなくなっても、

思いのほか早く予定が片付いて、

「これ今から帰宅すれば大引けまで間に合ってトレードできそう！」

みたいな感じで、急いで帰宅してパソコンを立ち上げてエントリー！

これもあまり上手くいった記憶がありません。

負けまくっているのに、というか負けまくっているからこそ、

トレードがしたくてしたくてたまらないんですよね。

トレードがしたいという気持ちは悪くないんですが、

慌ててエントリーしても上手くいかないことが多いです。

３．手仕舞い後の急騰急落銘柄に魅せられて慌ててトレード

このパターンは、

（a）値動きがあまりなく出来高が減ってきて「相場が面白くない」と感じて手仕舞いした後か、

（b）負け額が大きくなってその日はあきらめて手仕舞いした後に起こりがちです。

最近だと先月末に（a）のパターンでやらかしました。

そこそこ利益も出ていたし、値動きもあまりないし今日はもういいかなと手仕舞いしたのですが、

ちらちらみていた監視用のパソコンに興味をひく値動きが！！

そして手仕舞い後に、

IPO初日の値がさ株に、

それも大引け前５分という時間帯に、

急騰しているのをみて、

慌てて発注用パソコンを立ち上げて（その間にもドンドン急騰している）、

エントリー！！！

直後に特売り、

数百円を一瞬で下げる・・・。

ものの1、2分、一撃数万円の損失という典型的なクソトレードでした。

思えば調子狂ったのはあの出来事があってからのような・・・。

ここまでのアホ丸出しのトレードはめったにないと思うのですが、

手仕舞い後も一定時間パソコンをつけていることは多いです。

わたしの場合、発注用と銘柄監視用とパソコン２台でトレードしていますが、

だいたい発注用パソコンは閉じても監視用は大引けまでつけたままの場合が多いです。

常時見ているというわけでないのですが、

ネットサーフィンやYouTubeなどの合い間にチラチラみている感じです。

そこで急騰や急落しているチャートが目に付くと、

すごく魅力的に映ってしまって、よく考えずに飛びついてしまうんですね。

経験上、絶対に良いことなくて、

手仕舞いしたということは、すでに気持ちが途切れているわけで、

そこからのエントリーは中途半端なスケベ買いになってしまいがちです。

なお、（b）の爆損して諦めて手仕舞いした後にそういう銘柄で最後のもう一勝負！！

というのは、最悪の斜め上をいく悲劇を引き起こすリスクがあります。

かなり昔の話ですが、

5万円負けで絶望から手仕舞い、

悔しさが込み上げてきて悶々としているところに急騰銘柄が！

ロットを入れて取り返してやろうと最後の勝負！！

結果、さらに20万円、

合計すると1日で25万円の爆損をたたき出したことがあります。

その日それからの記憶はほとんどなくて、

たぶん翌日にお風呂で一人、不甲斐なくて泣いていました。

余談ですが、

手仕舞いするときは指値が残っていないかチェックを忘れずに。

特に爆損して茫然となって手仕舞いするときは指値取消忘れとかが起こりがちです。

その指値が知らない間に刺さって翌日強制決済の爆損というダブルパンチは相当凹みます。

いずれにしても、やらないと決めたときはやらない！

ONとOFFの切り替えが大切だと思います。