断捨離その31-臆病であることを恥じない

やる必要のないことをやめる

株の断捨離その31

 

臆病であることを恥じない

小心者、臆病者、腰抜けなどを表現する言葉には、

英語だと「チキンハート」、日本語では「ノミの心臓」といった具合で、

古今東西、万国共通どこにでもあるようです。

 

辞書で調べてみると、臆病の対義語には、勇敢、豪胆などが紹介されています。

 

本日紹介する断捨離において、

トレードという文脈でのわたしなりの解釈は、

「臆病」の対義語は「蛮勇」

だと考えています。

 

蛮勇とは、「事の理非や是非を考えずに発揮する勇気。向こう見ずの勇気。」です。

 

トレードで考えると、

ムキになってロットをあげたり、無限ナンピンをしたり、

買いでダメならと売りだぁ~みたいな安易にショートをしたり、

などなど、思い当たるようなトレードはかなりあります。

 

蛮勇を振るうことは退場への第一歩

蛮勇を振るうことが、ほぼ間違いなく退場への最短ルートであることは周知の事実です。

 

わたし自身、実際にそれで何度も退場しかけています。

入金することで再入場したこともありますので、

退場経験ありと言えば複数回あったりします。

 

とはいえ蛮勇を振るい続けていると、

下手をすると、文字どおりこの世界からの退場になることだってあり得るわけです。

 

その武力や統率力において、

中国史はもとより世界史でもトップ10に入ると思われる漢の大将軍に韓信がいます。

 

韓信が活躍した時代はだいたい紀元前200年くらい、

ざっくりと『キングダム』の50年後くらいで、『三国志』の400年前くらいですね。

 

この韓信の有名な逸話に「韓信の股くぐり」があります。

 

韓信が若いころに地元のチ〇ピラに絡まれた際に、

「許してほしければ俺の股をくぐれ」と言われて、

実際に股をくぐったのだとか。

 

このことから韓信は臆病者の代名詞として笑い者になったようです。

 

とはいえ、もしそこで蛮勇を振るっていたら、

韓信自身もただのチ〇ピラで終わっていたかもしれませんし、

最悪の場合そこで命を落としていた可能性もないわけではありません。

 

股をくぐるという屈辱に耐えた結果、

その後、漢の大将軍として天下統一に貢献したわけです。

 

臆病かつ勇敢に立ち向かえ!

韓信は戦場の最前線で戦うタイプの大将軍でしたし、

「国士無双」と称された人物ですから、街のチ〇ピラごときに負けるわけないんですけど。

 

そういう意味では、

臆病であることを恥じない

と同時に、

機を見るに敏を実践する

ことが大切なのかもしれません。

 

韓信は、戦うタイミングと引くタイミングの判断が完璧だったのだと思います。

 

トレードに対する心構えに応用すると、

臆病かつ勇敢に立ち向かうこと

が大切になると思います。

 

間違っても、

臆病かつ蛮勇を振るうこと

をしてはいけないわけですね。

 

画像の話、忘れてたw

画像はフリー素材でいつも活用している『いらすとや』のものです。

 

『オズの魔法使い』に登場する臆病なライオンについて、

成長しながら勇気を取り戻すストーリーを中心にブログを書く予定だったのですがw

 

疲れてきましたので、

最後に一言だけ。

 

トレーダーは、

臆病なライオンであれ!

 


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