スシ〇ー「ペ〇リスト」に思う

トレード雑記第226弾、

 

スシ〇ー「ペ〇リスト」に思う

先週大きな話題(?)となった回転寿司チェーンでの迷惑行為。

 

はっきり書けば、言語道断

 

それ以外の表現はありません。

 

現状、

店舗側が刑事民事での訴訟を検討しているということなので、

今後の推移を見守るしかないと思います。

 

そしてこの件に関しては、

便乗と言っていいような言説がいくつかあって、

わたし自身、便乗しているわけですが・・・、

せっかくなので気になる点をいくつかご紹介。

 

1.株価操作は可能か!?

ひとつ目は、ニュース報道の直後(実質翌日)の相場において、

このチェーンを運営する企業の時価総額が約170億円減少したというお話から。

 

ショートを保有した状態(売り仕掛け)で、

こういった犯罪行為を誘発することで「爆益ゲットだぜ!」が可能か!?

という展開なんだけれど、可能だと思う。

 

自分でやれば馬鹿だけど、いくらでもやりようはある。

 

振り込め詐欺の手先になるような「闇バイト」的なものがある以上、

より簡単で、かつ足がつきにくい方法と言えるのかもしれません。

 

1980年代の「グリコ森永事件」のような未解決事件でも、

都市伝説として総会屋や経済ヤ〇ザによる仕手が疑われたりもしました。

 

「食品」に「異物混入」という、単純明快な妨害工作は、

古今東西、その業界の脅威となっているという現実があります。

 

今回のケースでは、

一時的に下落した時価総額約170億円が独り歩きしている感じですが、

割合にすると3%弱の下げだったので暴落と言うほどではありません。

 

また、下がったところで「買い」も入ったりしていて、

騒動で下がる直前からだと「半値戻し」から全戻しの少し下の水準まで回復しています。

 

表現はおかしいですが、

この程度(≒舐める、唾を吐くなど)だと、そこまで株価は下がらないという感じがします。

 

令和の時代における新手の仕手グループが、

〇〇億円、〇〇兆円を荒稼ぎする手法とするのであれば、

正直なところインパクトが弱いといったところでしょうか。

 

数百万円~数千万円であれば簡単に稼げるのかもしれませんが、

派手に繰り返すことをしていれば早晩足がつきそうですし、

だからといって一撃のインパクトを強めようと・・・、

前述したグリコ森永事件(その後、同種の事件が複数発生)のように、

「毒物混入」など生死に関わるような事件を発生させれば、話は大きく変わってきそうです。

(その場合、株価操作という範疇の犯罪ではありませんので)

 

今回の出来事について一歩引いた視点から俯瞰すると、

わたしの大嫌いな株式用語で3本の指に入るのですが、

 

“織り込み済み”

 

という感が否めません。

 

語弊はあるかもしれませんが、

外食産業における店舗、従業員または顧客による不衛生に関連するトラブル、事故・事件

については、株式投資・トレードの世界では「織り込み済み」だと感じてしまいます。

 

実際のところ、今回の件を報道で聞いたときには、

感覚が麻痺しているのかもしれませんが「ありえない!?」というより、

「あぁ、またか、アホがやりやがった」くらいの感覚でしたので。

 

まとめると、

「株価操作は可能か!?」について、

 

“可能だけれどそこまで大きな旨味はない”

 

ということになるのだと思います。

 

2.とはいえ少年には厳しい罰則を

前述した「この程度(≒舐める、唾を吐くなど)」について、

あくまでも外食産業における株価操作という文脈だからこの程度なわけで、

実際に生活をしていて回転寿司など外食をする機会のある庶民としては、

「安価で美味しい外食の楽しみを奪う」行為として怒りに震えるわけです。

 

刑事、民事ともにどのような判決になるのか、

現時点ではまったくわからないわけですが・・・、

模倣犯や愉快犯が躊躇するようなレベルでは厳しい罰則になってほしい気持ちがあります。

 

一方で、「SNS警察」「私刑」「ネットリンチ」ではないけれど、

事件とは何の関係もないところまで少年本人や両親を揶揄したり、

一時の株価下落分約170億円を損害賠償させろみたいなトンデモ主張などに対しては、

同調したりはしないように気をつけることが無難な対応だと感じます。

 

今回の少年の行為を擁護する気持ちは一切ありませんが、

同じくらい、面白がって少年を揶揄する人たちの意見とは距離を置きたいという感覚です。

 

最後にアイキャッチ画像は、

「頭の悪い青い鳥」=「バカッター」を表現しています。

 

3.お店側の対策について

今回の出来事(≒事件)を単体で考えるのではなくて、

これからの外食産業、回転寿司チェーンなどのビジネスモデルについて、

それはそれで現在の形態が過渡期というか、検討すべき時期にあるのかもしれません。

 

この点についてはブログをあらためて検討します。

 

といったところで、本日のブログは手仕舞い。

 


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