「殺し屋」を題材にした漫画3選

トレード雑記第280弾、

 

「殺し屋」を題材にした漫画3選

今月に入って、サッカー、野球、将棋、麻雀と、話題が目白押し。

 

それら以外のネタを出すタイミングが計りづらい状況ですが、

非日常を体験するために書き貯めていたネタをひとつご紹介。

 

創作物でこそ成立する「殺し屋」を題材とした漫画を3選。

 

もちろん、

ひとつ目は『ゴルゴ13』(さいとう・たかを)

 

と書きたいところだけれど、もはや殿堂入り。

 

だからこそ、

比較的最近の作品で、

無料漫画アプリなどで気軽に読める作品をセレクトしました。

 

それぞれ独特の世界観があって、

非日常の「殺し屋」稼業をシリアス&コミカルに表現しています。

 

なお、いずれの作品もその作品の特性上、

犯罪描写、エログロ描写が含まれています。

 

ご理解ご了承のうえ、漫画を手に取っていただけるとうれしいです。

 

 

1.『ザ・ファブル』(南勝久)

 

連載期間は2014年から2019年で、全22巻。

スピンオフや続編もありますし、映画にもなった人気作品。

 

伝説の殺し屋でコードネーム「ファブル」と呼ばれる殺し屋集団のエースが、

一定期間「普通の」生活を送ることを模索するストーリー。

 

偽名と偽の兄妹(兄が主人公、妹も殺し屋)を伴って、

新居に住まい、アルバイト生活をして・・・。

 

もちろん「普通の」生活を送れる訳はなくて、

アルバイト先でのトラブル、新居を斡旋してくれた馴染みの暴力団、

その暴力団との敵対組織や、元の殺し屋集団の関係者が入り乱れながら、

ドタバタ日常&非日常活劇といった感じ。

 

主人公の殺しに対する技術、手際の良さと、

日常生活のポンコツ具合のギャップが面白い作品。

 

 

2.『殺し屋1(イチ)』(山本英夫)

 

連載期間は1998年から2001年、全10巻。

 

『ザ・ファブル』と同様、スピンオフや映画化もされた人気作品。

 

ただし、「ファブル」が、

どちらかというと「陽気」「日常」「天然」な殺し屋の日常を描いているのに対し、

「イチ」は、より凄惨、残虐、思考の歪み、みたいなものが表現されている作品。

 

今回紹介する3作品のなかではダントツで「エグい」描写が含まれます。

 

ストーリーは、普段は田舎の町工場で働いている「イチ」と呼ばれる青年が、

殺しの技術を買われて「電話一本の依頼で任務を遂行する」という流れ。

 

暴力団を破門になった数名を束ねる人が電話の依頼主、

いくつかの暴力団がターゲット、みたいな展開ですが、

複雑な人間関係に、複雑な性癖、暴力表現がたくさん登場します。

 

読んでいても、登場人物の行動理念にまったく共感できないわけですが、

「殺し屋」の考えや行動を理解できないことはむしろ正常と思わせてくれる作品。

 

 

3.『CANDY & CIGARETTES』(井上智徳)

 

連載期間は2017年から2021年、全11巻。

 

警視庁SPを定年退職したおじいちゃんが、

難病で寝たきりの孫の入院費用捻出のため、

高額月収100万円にひかれて再就職した先が、謎の組織。

 

最初の仕事は「清掃」。

 

清掃とは、

もちろん部屋の掃除・・・、

ではなくて、死体の処理。

 

殺し屋である「小学生の少女」と、

「定年退職したSP」のペアによるアクション・ストーリー。

 

3作品のなかでは一番スケールの大きな舞台設定で、

マフィアを追って世界中を駆け回ったり、紛争地域で住民救出、

銀行やIT企業の裏の顔との対決、アメリカ大統領選挙で暗躍など、

派手な展開が繰り広げられます。

 

完結して日が浅いので映像化されたという話は聞きませんが、

今後もしかすると映画やドラマなどになるかもしれません。

(設定は異なりますが『レオン』みたいな作品になりそう)

 

 

今回は「殺し屋」を題材にした作品を3選紹介してきました。

 

いずれもテイストの異なる作品で、世界観が確立されていて、

漫画としての完成度は高いと思います。

 

題材が題材なだけに好みは分かれますが、

手に取ってみると意外とハマるかもしれません。

 

といったところで、本日のブログは手仕舞い。

 

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