ファン投票の結果とプロモーションの進化!?

トレード雑記第289弾、

 

ファン投票の結果とプロモーションの進化!?

今週末に開催される麻雀最強戦「女たちの殴り合い」、

出場8席の最後の1つを賭けた読者アンケート投票がおこなわれました。

 

結果自体は約1ヶ月前に発表されていたわけですし、

ブログ自体もその直後に書き上げたのですが、その後の展開、

勝者敗者の「プロモーション」に変化があったのかどうか、

そういったところをウォッチして、

まとめてブログにしようと寝かしていた内容です。

 

麻雀界のプロモーションの「進化」(?)についての感想とあわせてどうぞ。

 

 

1.ファン投票の結果

応募はがきには有力候補の名前と番号がありましたが、

番号がなくて「直接名前を書かないと投票できない新人」が中間発表で1位になって大騒ぎ。

 

雑誌を大量に自腹購入して投票している感じのミステリアスな人。

 

投票期間を最も盛り上げた原えりかプロですが、惜しくも結果は3位。

 

最終的には、

終始トップ争いをしていた現役アイドルでもある篠原冴美プロが、

終盤の追い込みを見せて見事トップに。

 

出場権を獲得しました。

 

 

往年の実力者から、新Mリーガー、

さらにドラフト会議の候補者に名前が挙がっていた麻雀プロなど、

まさに「旬の戦い」が見られるマッチメイクになっています。

 

ここで篠原プロが活躍すれば、

さらに次のステージに進むことになり夢のある企画として、

次年度の開催(投票のあり方は修正されそうですが)に弾みがつくかもしれません。

 

そして、わたしは、原プロのプロモーションにはかなり興味深く見ていましたが、

今回3位となったけれど、投入資金や知名度向上など、十分ペイできると考えています。

 

ただ、ファン投票終了後は、

雑誌にサインを入れてファンにプレゼントする、

Mリーガーなどとの対局企画、対談企画などYouTubeに少し出演したくらいで、

あまり目立ったプロモーションをしていないように感じます。

 

終了後のコメントも、

1位の篠原プロのコメントが、全方位的な感謝の言葉が中心だったのに対し、

3位の原プロのコメントは、どちらかというと内向きな内容だったこともあって、

同情は集まるかもしれないけれど応援は集まらないかも、と感じずにはいられませんでした。

 

いずれにしても麻雀プロなので、

最終的には麻雀で魅せるしかないわけですが、

もう少しプロモーションできるんじゃないかなぁ、

と赤の他人ながら残念に思います。

 

以前から注目をしていただけに、その点は本当に残念。

 

☆以前のプログ

若手女流プロに麻雀ファンはいない!?

 

2.プロモーションの進化!?

現在の麻雀プロのプロモーション活動を見ていると、

約30年前にサッカー「Jリーグ」ができた頃と、

そしてその後の紆余曲折と似ているように感じます。

 

Jリーグは1993年に開幕して、

ラモス瑠偉、三浦知良、武田修宏など「ヴェルディ川崎」(当時)の選手などが大人気で、

陽気なチームの雰囲気、「ディスコ」や「クラブ」的なノリもファン獲得に繋がりました。

 

とはいえ、最高潮の時期は長続きしないのは世の常で、

90年代後半にはファン感謝祭のようなイベントで「パラパラ」を踊っていたりと、

今から考えるとサッカー選手の人気・地位・知名度がまだまだ低かった記憶があります。

 

現在は、もちろん、

「サッカー選手はサッカーで魅せてなんぼ!」

という雰囲気になっています。

 

当時のプロモーションとしては、

良くも悪くもひとつの方向性として、

最善を追求した結果なのだと思います。

 

同じような歴史をたどっているかもしれないのが、麻雀「Mリーグ」。

 

現状は、

まだまだ「アングラ」感が抜け切れていないですが、

これから30年後の未来は誰にもわかりません。

 

サッカーだって、W杯に出場することが夢のまた夢だった時代から、

30年で世界のトップチームで活躍する選手を輩出するまでになったので。

 

30年後に、中学校や高校で将棋部の横に麻雀部ができている未来も考えられます。

(法整備など難しい問題はめちゃくちゃ多いけど、可能性はゼロではない)

 

現在の麻雀界、そしてMリーグでは、

そんな状況下での「手探り」のプロモーションが展開されています。

 

麻雀プロ個人も、

Mリーグのチームや関係者も、

現時点での正解はわからないけれど、

それぞれの信念のもとそれぞれのプロモーションをしている感じ。

 

SNSを活用したキャバクラ的な営業活動もそう、

堀プロの踊ってみた、小林プロの歌ってみたなどもそう、

ホラーゲーム実況や激辛料理などYouTuber的なノリの企画もそう。

 

正解はわからないし(正解があるかどうかもそもそも不明)、

わたし個人は「それよりも麻雀で魅せてほしい!」と考える古いファンのひとり。

 

だから、わたしは、退団後に「歌」の話題が先行している丸山プロより、

麻雀そのものと真正面から対峙しているように映る越山監督に、より好意を抱く少数派。

 

目先の成果、目の前のファン獲得を目指すのであれば、

現役タイトルホルダーを獲得し、ファンサービス企画を充実させればいいと思う。

 

その代表格が、サクラナイツの森井監督。

 

わたしは、

森井監督の考え方や手腕も好きだし、

越山監督の考え方や手腕も好きという、

「おそらく極めて少数派」の麻雀ファン。

 

30年後の麻雀界どうなっているのか、

なんか長生きしたいなぁと感じた次第。

 

といったところで、本日のブログは手仕舞い。

 

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