ブログとトレード-“Yes or Through”
トレード雑記第32弾、
ブログとトレード-“Yes or Through”
2020年11月よりブログをはじめて約10か月、
たくさんの方に読んでいただけるようになりました。
ブログの読者をあえて分類すると、
①最初期から変わらず読んでいただいている方
②タイトルや内容によって読んでいただいている方
③初期の頃は読んでいたけれど今は・・・という方
④ある時期から読んでいただいているという方
⑤存在は知っているけど読んだことがないという方
⑥存在すら知らないという方
の6つに分けられます。
①は人数としては少数だけど本当にすごくうれしいコアな読者層、
②は読者の区分で言えば最も人数が多いと思われる層、
③はブログの魅力不足など書き手(わたし)に関する要因が大きいですが、
加えて読み手の生活の変化(海外移転、相場からの退場など)などの理由で離れた読者層、
④は新しく知っていただいて読んでくださっているご新規の読者層、
そして⑤⑥は厳密には読者ではないですが、④の可能性を秘めている層。
なかでも年度替わりの3月と4月を挟んで、読者層の入れ替わりがあったように感じています。
(おそらくトレードブログを書かれている方は少なからず感じておられると思う)
そしてうれしいことに④のご新規の読者がそれなりに多くなってきて、
Twitterでレスポンスをいただいたり、DMやブログでコメントをいただくことも、
(すごく多いわけではありませんが)最初期に比べたら増えました。
ご質問をいただくことも増えてきましたので、
せっかくの機会ですから、あらためてブログとトレードについて書いていきたいと思います。
「初心忘るべからず」とも言いますし、いい機会ととらえています。
内容としては、
1.ブログの目的
2.ブログの内容
3.ブログはお家!?
4.訪問時のマナー
5.主人のマナー
となります。
最後までお付き合いいただけましたら幸いです。
1.ブログの目的
ブログを書いている目的は、
第一義的には「自分自身のトレードをふり返るための備忘録」とするためです。
それまでexcelとノートに手書きを併用してきましたが、
ブログだと画像の貼付がしやすいですし、蓄積・検索に便利だと考えたからです。
そういう意味では、最初のそして最大の読者はわたし自身となります。
そして、もう一つの目的としては「承認欲求を満たすため」ですw
どうせ公開するのであれば、Twitterでも紹介して「いいね」など反応が欲しいですし、
レスポンスやコメントがくればすごくうれしいというのが本音です。
完全に自己満足の世界ですね!
同時に、同じようにトレードブログを書かれている人たちと、
「いいね」やコメントなどを通じた交流をしたかったので自分自身も書こうと思いました。
2.ブログの内容
カテゴリーとして設定している項目が、ほぼ内容そのままですが、
日々のトレード収支、週間収支、月間収支などトレード実績そのものと、
トレードに対するわたしの考え方(理念)、トレードに関する小ネタ(断捨離)、
より広範囲な趣味などを交えた雑談(雑記)、となっています。
特にここ2ヶ月はノートレの日も増えていますので、
トレードそのものだと何の価値もないブログになってしまいますので、
雑談や小ネタが増えているのが実情です。
それが望ましい方向性なのかわかりませんが、
幸いそちらの記事も読んでくださる方がいらっしゃるので、
それなりの需要はあるのかなぁと考えています。
3.ブログはお家!?
ブログは、それぞれの管理者のお家のような概念で、
読者は訪問客(ゲスト)という位置づけだと捉えています。
ちなみにわたしはチャンネルを持ってはいませんが、
YouTubeも同様の捉え方をしています。
だから、それぞれブログを書いている人は、
そのブログ(自分の家)の間取りを考えて、家具や電化製品、趣味で集めているものなど、
レイアウトを工夫して、さらにお料理を準備したりするなど訪問客をもてなそうとするわけです。
そのことがブログのレイアウトや記事の一つひとつとなって表現されていますし、
(実際のお家とは異なるけれど)訪問したい人は自由に訪問すればいいという流れになります。
4.訪問時のマナー
実生活で他人の家を訪問したときに、
「洗濯機が古いから買い替えた方がいい」
「テーブルの天板が白色だと汚れが目立つので黒色の方がいい」
「トイレの掃除が行き届いていない」
「よくこんな狭いところに住めるよねぇ」
みたいなことをその家の主人に言う人は・・・、いないと思います。
また、複数の訪問客が主人をそっちのけで、
「パソコンのモニターは42型の大画面の方がいい」
「いや、27型のモニターを2枚並べた方がい」
などと、本気で喧嘩を始めることも・・・、あり得ないと思います。
ところが、ブログやYouTubeだと、
これに似たような発言が・・・、稀に、そこそこ、けっこう、頻繁に、
あったりするように思います。
わたしの考える訪問時のマナーは、
“Yes or Through”
です。
要するに「肯定する」または「聞き流す」という、ふたつの選択肢です。
そこに「否定する」や「反論する」などの選択肢は存在しません。
ちなみに「スルー」(Through)は英語本来の意味合いではなくていわゆるカタカナ語で、
聞き流す、読み飛ばす、無視する、といったニュアンスの言葉です。
基本的に他人のお家を訪問して、そのお家の悪口を言うのはナンセンスですから、
よほど親密な間柄でもない限り、気になる点があったとしてもわざわざ指摘しないと思います。
ブログやYouTubeにおいても、そこまで厳密にやる必要はないですが、
ある意味でのお家訪問に準ずるマナーを意識してしかるべきだと考えています。
5.主人のマナー
訪問客のマナーもそうですが、迎え入れる主人側にもマナーがあると思っています。
(主人という表現を使っていますが、男性・女性の区別はありません)
一般に主人・訪問客に共通するマナーとしては、
①下ネタは言わない・書かない
②意味不明・理解不能なことは言わない・書かない
③他人を誹謗中傷しない
の3点は、ほとんどのブログで当てはまると思います。
また、コメントやレスポンスの長さについては、
わたしのような「長文」が多いブログであれば、
長文のコメントを返しても問題ない(わたしの場合は大歓迎)ですが、
そのあたりはブログごとに、その主人の考え方に依存すると思います。
そして主人側に求められるマナーとして、
「議論・討論を誘発しないこと」だと考えています。
わかりにくい書き方ですが、
極端に言うと喧嘩をするためにブログをしていないということです。
既に指摘したようにブログやYouTubeは、その主人のお家という概念なので、
公園やファミレスに集まって意見を交わすような場所ではないと考えています。
そしてこのことの大前提として、
「文字だけのコミュニケーションには限界がある」ということを、
理解しておく必要があります。
実際にお会いして、人となりを見て、表情や身振り手振りを交えた会話をすれば、
分かり合えることでも、文字だけだと半分も伝わらないのが現実だと思います。
そして小さなズレが大きな亀裂になってしまって大喧嘩に発展してしまう・・・、
みたいなことが発生したりします。
だからこそ、そうならないためにも、
議論や討論を誘発しないための工夫が大切になってくると思っています。
わたしのブログの場合は、
①相場や銘柄の分析は極力しない
②事例は自分の失敗トレードを採用する
③断定的な表現は極力しない
④プライベートな内容は極力記述しない
⑤“Yes or Through”を徹底する
の5点です。
ひとつずつ見ていきます。
①相場や銘柄の分析は極力しない
プロの証券アナリストと呼ばれるような人たちもメディア等で毎日やっていますし、
ブログやYouTubeなどでもすでにたくさんの方がやっています。
独自の指標やシステムを開発して披露するのであれば話は別ですが、
教科書にある手法を組み合わせた程度のもの(←今のわたしのレベルw)を書いたところで、
需要もないでしょうし、それぞれの方の持論(批判・反論含む)が湧いてきそうな気がします。
ある意味では議論が盛り上がり活発な感じに思われますが、
さきほども書いたように、文字だけで議論が成立することはほぼないので、
どうしても不愉快な否定的意見の応酬になりがちです。
②事例は自分の失敗トレードを採用する
分析(っぽいやつ)をする場合は極力、自分の、それも失敗したチャートなどを採用します。
成功トレードが少ないのはご愛嬌ですが、「運勝ち」なので誇れるような分析ができませんし、
ぶっちゃけ後付けの分析にしかならず「下手なくせに自慢するな!」と言われそうです。
③断定的な表現は極力しない
これは「断捨離シリーズ」で特に気をつけたポイントです。
①にも書きましたが、皆さんそれぞれ持論がありますから、
「これをやってはダメ」「やるべきではない」といった表現はできる限り避けてきました。
おかげさまで、紹介した内容に賛同いただくコメントや、
この場合はこうなるんじゃないかといった建設的なコメントをいただく場合がほとんどで、
ブログ、Twitterともに荒れに荒れたということはこれまでありませんでした。
④プライベートな内容は極力記述しない
この項目は閲覧注意です。賛否両論でそうなので。
(なお、否定的意見をいただいた場合は“Yes or Through”で対応させていただきます)
たとえばブログやTwitterなどのプロフィールや本文のなかに、
「子ども」について紹介がある方がいらっしゃいます。
おそらく学年などが近いパパママとの交流を考えてのことだと思うのですが、
なぜかトレードブログやTwitterになると、わけのわからない人から、
「子どもがいるんだから株なんか辞めて仕事しろ」
「このままだと子どもは将来不幸になるぞ」とか・・・、ね。
また、こちらは女性にほぼ限定されそうですが「主婦」というワードも、
単純に独身か結婚しているかを識別する記号レベルで表現しているだけなのに、
「旦那の給料を溶かしやがって」とか・・・、ね。
一方で、「独身」で「実家暮らし」というワードがあると、
「親の脛をかじりやがって」「いい年して自立しろ」とか・・・、ね。
「お前にわたしの家族の何がわかるんだよ!!!」って言いたくなります。
わかりやすい例をあげただけなので、ほかにもいろいろあると思います。
いずれにしても、多くの方にとって共通だと思いますが、
自分自身に対する誹謗中傷にはそれなりに我慢できるのですが、
家族(特に子ども)に対して言われると、腹立たしさも倍増します。
反論したくなります、が、
反論してもいい事は、ひと~~~~~~~~~~~つもありません!!!
何より恐ろしいのが、こういう発言をする人は、
その発言が非常識で頭のおかしいレベルのものだと理解しておらず、
「あなたやあなたの家族を思って、あえて言ってあげているのだ!」
みたいに本気で考えている場合が少なくないからです。
そこに感情的に反論すると・・・、怒り狂ったかのような再反論がきたりします。
そうなるとブログを閉鎖することが最適解になる場合も少なくありません。
⑤“Yes or Through”を徹底する
そういうことがあり得るので、
基本的に議論や討論を誘発しそうなネタは投下しないことを心がけています。
そしてそれを防ぐ最たるものが、何度も書いてきましたが、
“Yes or Through”を徹底するということになります。
他の方のブログやTwitterに対しても、
自分自身のブログやTwitterにいただくレスポンスやコメントに対しても、
そのスタンスは変わりません。
基本は肯定すること、
そして自分と異なる意見であっても、そういう考え方もありますよね、という感じ。
意味不明・理解不能なものにはスルー(読み飛ばす)、
誹謗中傷や攻撃的な表現に対してもスルー(無視する)。
議論に発展することは絶対に近いレベルで避けるようにしています。
といったところで、今回のブログは手仕舞い。
長文にお付き合いいただきありがとうございました。
すうさん、お疲れ様です。
ブログの運営の注意点やコメント時の注意点参考になりました!
ありがとうございます。
どうやらブログ運営は、今の私にはなかなかハードルが高いですw
しばらくはコメントさせて頂く側でおとなしくしています。
唯一私が気を付けていたことが書いてあり、少しうれしかったです。
SNSってものすごく便利なんですが、リアルと違って
相手の顔が見えないんですよね。
リアルで話しているときは「ちょっと冗談のつもり」が
「相手にとっては不愉快なこと」であったりすれば
相手の表情の変化で感じ取れるのに、
文字だけの会話ではそれげ出来ない。本当に難しいです。
なので私がコメントを書かせて頂く場合、年齢とかトレード年数が
長い、短いに関係なく相手を尊敬する気持ちを込めて書き込む
ようには心がけています。
馴れ馴れしいコメントを書き込んで、主様の気分を損ねるよりは
丁寧すぎて堅苦しいコメントなら気分を害することはない(多分)
と思うからです。
リアルではもっとアホなんですけどねw
今日もしっかりポチらせて頂きます!
アラフィフさん、お疲れ様です。
おっしゃるとおり「相手を尊敬する」気持ちの有無で、
同じことを書いていても伝わり方が変わってきますよね。
SNSは好き嫌い、合う合わないありますので、
自分に合うやつを活用しましょう。
毎日ポチッとありがとうございます!
明日からも頑張りましょう!!!