『洗脳オンラインサロン』って知ってる!?

トレード雑記第294弾、

 

『洗脳オンラインサロン』って知ってる!?

最近、漫画アプリ(LINEマンガ)で読んで、おもしろかった漫画。

 

いわゆるオンラインサロンの胡散臭さ、

闇の部分に焦点を当てたドキュメンタリーのような展開で、

意識高い系、ネットビジネス系、投資・トレード系、などなど、

現実でも起こり得る内容と現実離れした内容とがほどよくマッチされた漫画。

 

あらためまして本日紹介する漫画はこちら。

 

『洗脳オンラインサロン』(原作:千賀史貴、漫画:木村隆志)

 

連載期間は2022年から2023年と、

ちょうどリアルタイムで完結した漫画。

 

アイキャッチ画像にもしたけれど、

表紙のインパクトもあって読んだことはないけど気になったという人もいると思う。

 

ストーリーは、

主人公の青年の会社が倒産して、

これからどうしようと思案に暮れているところに高校時代の知人と再会。

 

そこで紹介されたビジネス(≒オンラインサロンの活動)について、

このままでは家賃の支払いも滞るし、住む場所すらままならない主人公は、

「胡散臭いなぁ」と感じながらも、知人たちとのシェアハウスでの生活、

そこでのビジネスを手伝うことになる・・・。

(アイキャッチ画像の宣伝文そのままですが)

 

優柔不断で流されやすい性格の主人公、

主人公の知人で「仕事がデキる」サロン主催者の右腕、

教祖っぽいカリスマ性のあるサロン主催者(知人とは別人)、

サロン主催者に心酔するサロンメンバーたち(シェアハウス内外に多数)、

それらを良く思わないマスコミ関係者やシェアハウスの近くに住む住人、など。

 

登場人物のすべてに対して、

「こういう人いるよなぁ」と「こんなやつおらへんわ」の間で、

絶妙なキャラとして登場していて「状況次第で何でもあり」の人たち。

 

最終話のオチは、「おっ!そういう結末ね!」というおもしろいもの。

 

主人公の弱さ(でもそれが普通に写る物悲しさ)、

洗脳の恐ろしさなど、考えさせられるところがいっぱいあります。

 

一方で、サロン主催者や知人(主人公をサロンに勧誘する重要人物)の掘り下げが、

もう少し丁寧であれば、より深みのある展開になったかも、と思わせてくれる作品。

 

ジャンルが「ミステリー・ホラー」ということもあって、

単純にパリピが集まってハッピーエンドを迎える展開ではありません。

 

心が弱っているとき、

何かの歯車が狂うと、

こういうサロンがとても眩しく見えるのだなぁと。

 

たとえば、投資・トレード系でも、

不動産、日本株に始まり外国株、仮想通貨・暗号資産、指数、先物、など、

「こうすれば儲かる系」のオンラインサロンは少なくないと思いますが、

入会する際は慎重に情報収集をしてからでも遅くないかもしれません。

 

といったところで、本日のブログは手仕舞い。

 

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