断捨離その40-失神KO負けして再起不能に陥らない

やる必要のないことをやめる

株の断捨離その40

 

失神KO負けして再起不能に陥らない

本日の断捨離は、タイトルをどうするかが一番難しかったんだけど、

言いたいことは単純明快です。

 

「ボクシング」と「トレード」似てるよね、というお話。

 

ボクシングとトレードには共通するポイントが多いと思うので、

今回の一回分では書ききれないのだけれど。

 

今回の断捨離では負け方について、

選手生命(さらには文字どおり生命)に響くような負け方は避けましょうというやつ。

 

ボクシングは拳の殴り合いで、

ざっくりルールを説明すると(ご存知の方がほとんどだと思いますけど)、

〇グローブをつけた拳で殴り合う(お腹より下とか後頭部へのパンチなど反則あり)

〇1ラウンド3分(次のラウンドまでの休憩は1分)で戦う

〇ダウンしたら10カウントを数えて立ち上がれなかったら試合終了

〇1ラウンドで3回ダウンしたらその時点で試合終了(スリーノックダウン制)

〇決着がつかない場合は最長で12ラウンド戦う

〇12ラウンドで決着がつかない場合は判定により勝敗を決める

となります。

 

細かく言えば、

ボクシング団体(WBAとかWBOとか)によってもノックダウン制度とかが違ったり、

チャンピオンベルトを賭けた世界戦とデビュー戦レベルでラウンド数が違うなど、

いろいろ違いはありますが、そのあたりのツッコミはご遠慮ください。

 

今回の断捨離で大切な点は、太字・赤文字にしたところです。

(以降では紹介しやすいように、表現を少し変えています)

 

1.一定時間のなかで戦い、合間に休憩がある

トレードとボクシングの共通点・大前提として、

一定時間のなかで戦い、合間に休憩があるという点です。

 

休憩時間は、体力の回復はもちろん、

戦略の見直しや気持ちの高揚or冷却などメンタルを整える重要な時間です。

 

為替や先物、海外の株式市場などいろいろ含めると24時間相場は休みなしですが、

日本の株式市場のみに焦点をあてると、前場後場の合間に休憩もあるし、

9時~15時以外の時間帯は相場がありません(ptsなど細かい話は除く)。

 

要するに、

戦う時間と休憩時間におけるその時間の使い方が極めて重要

になってくるわけです。

 

2.一撃で立ち上がれないようなダウンは避けなければならない

そういった大前提を踏まえて、

ボクシングの魅力がKO(ノックアウト)決着であることは間違いないですが、

負ける側からすれば最悪の展開です。

 

途中でどれだけ有利に試合を進めていても、

一撃のパンチでダウン、10カウント以内に立ち上がることができなければ敗北。

 

もちろん、常にKO負けのリスクはつきまとうわけですが、

KO負けしにくい戦い方というのがあるわけです。

 

例としては、逆にKO負けしやすい戦い方の方がわかりやすいけど、

ムキになってノーガードで打ち合いにいくとKO負けのリスクが高まるということ。

 

派手な殴り合いの試合は見ているだけなら楽しいけれど、

ダメージは蓄積されるので選手生命に影響するし、

一撃で失神するくらいのKO負けを喫したら選手生命どころか生命に直結する危険もあります。

 

トレードも同じ。

 

ムキにならない、ガードは下げない、大振りの一撃必殺パンチばかり狙わない、

これらを怠ると、トレードからの退場どころか人生からの退場を選択する危険もあります。

 

3.一定時間における複数回のダウンで負けを確定する

スリーノックダウン制の場合は1ラウンドに3回ダウンした瞬間に負けが確定されます。

(何度ダウンしても立ち上がればOKという「フリーノックダウン制」もあります)

 

トレードにおける「一定期間」「ラウンド」の考え方は、

トレードの時間軸によっても異なるでしょうし、

必ずしも「3回」にこだわる必要はありませんが、

デイトレードに応用するとだいたいこんな感じでしょうか。

 

〇1日に3回連続で損切りした段階で当日のトレードを終了

〇1日単位で3日連続で損失を計上した段階で当日のトレードを終了

〇1週間のうち3日間で損失を計上した段階で当日のトレードを終了

 

みたいな感じですね。

 

加えて、トレード終了後の一定期間はトレードしない、

たとえば3日連続で損失計上したら当日の残り時間に加えて翌日もノートレなど、

長めの「休憩時間」を設定するなども考え方としてあります。

 

いずれもあくまでの例示ですが、

たとえばわたしの場合だと、

連敗(1日単位で2日連続して損失計上)したら翌日はノートレを徹底しています。

 

わかっているようでもなかなかできないですが、

パンチを喰らって心身ともにフラフラな状態で戦うよりも、

休憩して万全の状態で戦った方が間違いなく勝ちやすいということ。

 

こんな感じで、

負けることがあったとしても、

リングを降りるときは自分の足で歩いて降りる、

意識不明で担架で運ばれるような負け方は避けましょうということ。

 

そして、一定期間で何度か負けた場合は、

その負けを受け入れて次のチャンスまで休憩しましょうということ。

 

これらの点は長く相場でトレードをするためには欠かせない行動だと思います。

 

他にも、

インファイターの戦い方、アウトボクシングの戦い方、

KO勝ちと判定勝ちのそれぞれの考え方、

そもそもとしての試合にのぞむ姿勢・準備、

みたいな内容はトレードと共通点が多いと思いますので、

別の機会でまとめたいと思います。

 

それでは、

明日から2月最終週、

頑張っていきましょう!

 


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